【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (288 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
化学物質に起因する爆発・火災等による労働災害防止のために表示・通知するべき危険性情
報の明確化のための研究(26JA0401)
(2)目標
化学工業等の危険物施設等において化学物質による爆発・火災等の労働災害は減少傾向にあ
るが、ひとたび発生すると重大な災害につながる可能性がある。また、「労働政策審議会安全
衛生分科会」において、爆発・火災等の危険性の観点での化学物質の通知事項等の強化の必要
性を指摘する意見もある。本研究では、海外等の規制の調査等を通じ、化学物質による爆発・
火災等の労働災害防止のために適切なリスクアセスメントの実施及び現場作業者が労働災害防
止上必要な情報を把握できるよう SDS 等により通知すべき事項等を提言する。
(3)求められる成果
〇化学物質による爆発・火災等防止のために、米国・EU など諸外国において、SDS 等で通知
が義務づけられている事項等の取りまとめ及び現状の安全衛生法令における通知事項等と
の比較
〇化学物質の爆発・火災等の防止に関する消防法等の国内他法令において、化学物質の危険
性等に関し通知や表示が義務付けられている事項の取りまとめ及び労働安全衛生法令との
規制範囲や通知等事項の比較
〇過去の労働災害分析を通じた、当該労働災害を防ぐためにリスアセスメントの実施者及び
現場作業者が把握しておくべき情報(SDS 等により通知されるべき情報)の検討
〇上記を踏まえ、労働安全衛生法令における危険性情報の表示・通知制度における、化学物
質に起因する爆発・火災等による労働災害防止のために表示・通知するべき危険性情報の
候補の考察、提言
(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 10,800 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和9年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件
〇化学物質等による爆発・火災等のリスクアセスメント等に専門的な知見を持つ産業安全等の
専門家を研究代表者又は研究分担者とする研究班体制が構築されていること。
○化学物質による爆発・火災等の労働災害分析の経験を有する専門家が研究分担者又は研究協
力者として研究班に参画していること。
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