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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (106 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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FA-6

公募研究課題

(1)研究課題名
睡眠不足・睡眠休養感低下の実態把握および介入に資する研究(26FA0601)

(2)目標
睡眠不足・睡眠休養感低下に関連する症状は、「睡眠環境、生活習慣、嗜好品」によって生じ
る場合と、「睡眠障害」によって生じる場合が あるが、それらの実態 は十分に把握されてい な
い。また、睡眠不足・睡眠休養感低下があった際に、個人がどういった対処方針をとっている
か等についても明らかとなっていない。本研究は、これらの実態把握を進め、より効果的な今
後の普及啓発や政策展開につながる基礎情報の収集・整理を目的とする。
(参考)
健康日本 21(第二次)最終評価において、睡眠や休養については、「睡眠による休養を十分にとれていな
い者の減少の割合」が「D 悪化している」との評価であった。こうした状況等も踏まえ、令和6年度から開
始 し た 健 康 日 本 21( 第 三 次 ) に お い て は 、 適 切 な 睡 眠 ・ 休 養 の 取 得 を 目 指 し 、 「 睡 眠 に よ る 休 養 感 」 に 加
え、「睡眠時間」に関する目標を設定した。また、その取組みに資するものとして令和6年度には「健康づく
りのための睡眠ガイド 2023」を公表している。

(3)求められる成果
○睡眠不足・睡眠休養感低下について、睡眠障害も含めた要因の実態把握を行い、症状の発生
状況、好発年齢や増悪因子、併存疾患の頻度、日常生活への影響、対処・治療の手段等に関
する国内外のエビデンスを収集・整理する。
○睡眠不足・睡眠休養感低下(睡眠障害を含む。)の際に個人が行っている対処方針について
の調査を行い、現状の課題抽出を行う。
○課題をふまえて、支援・介入・対策等を検討する際の基礎資料を作成する。

(4)研究費の規模等 ※
○研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 5,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
○研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和9年度
○新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件(【

】内は条件を満たしていることを示す書類等)

○睡眠の研究者だけでなく、内科、精神科、産業医等関連する領域の研究者が幅広く参加して
おり、日本睡眠学会と連携する体制が取れていること【学会から協力が得られることを示す
書類等】。
○疫学又は生物統計学の専門的知識を有する者が研究代表者又は研究分担者として研究に参画
していること。
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