会議資料 (255 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00046.html |
| 出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第68回 5/25)《厚生労働省》 |
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mg/mg2 を 21 日間毎に 4 サイクル投与する治療(AC-DOC)に無作為に割り当てた。主要評価
項目は、胸部及び腋窩リンパ節における病理学的(侵襲的及び非侵襲的)完全奏功(pCR)
率とした。副次評価項目は、pCR の予測因子、臨床反応、乳房温存率及び安全性とした。pCR
が 94 例(10.6%)で達成されたが、pCR 率は AC-DOC 群(14.3%、63 例)の方が ADOC 群(7.0%、
31 例)よりも有意に高かった(オッズ比 2.22、90% CI:1.52~3.24、P <0.001)
。pCR 達成の
独立した予測因子には、逐次療法の使用、高い腫瘍グレード、ホルモン受容体陰性などがあ
る。触診及び画像診断による奏効率は AC-DOC 群(それぞれ 85.0%及び 78.6%)の方が ADOC
群(75.2%及び 68.6%)よりも有意に高かった(いずれも P <0.001)
。乳房温存手術施行率は
AC-DOC 群が 63.4%で ADOC 群が 58.1%であった(P=0.05)
。主なグレード 3/4 の毒性は白血
球減少症(AC-DOC 群 74.2%、ADOC 群 53.7%)及び好中球減少症(AC-DOC 群 66.4%、ADOC
群 44.7%)であったが、発熱の頻度は低かった(AC-DOC 群 4.6%、ADOC 群 3.1%)
。
136 例の患者で早期に中止された(ADOC 群:34 例[7.5%]
、AC-DOC 群:102 例[22.6%]
)
。中止
理由には、毒性/有害事象(ADOC 群:25 例、AC-DOC 群:57 例)
、患者からの希望・コンプライア
ンス不良(ADOC 群:11 例、AC-DOC 群:43 例)
、疾患進行(ADOC 群:4 例、AC-DOC 群:10 例)
、
死亡(AC-DOC 群:2 例)
、その他(ADOC 群:1 例、AC-DOC 群:9 例)が含まれた。治療中止に
至った有害事象として、発熱/感染症(ADOC 群:9 例、AC-DOC 群:11 例、うち発熱性好中球減少
症は ADOC 群:3 例、AC-DOC 群:4 例)
、骨髄抑制(ADOC 群:2 例、AC-DOC 群:15 例)
、皮膚
変化(ADOC 群:4 例、AC-DOC 群:10 例)
、過敏反応(ADOC 群:1 例、AC-DOC 群:5 例)
、口
内炎(ADOC 群:1 例、AC-DOC 群:3 例)
、神経障害(ADOC 群:1 例、AC-DOC 群:2 例)
、血栓
塞栓症(ADOC 群:1 例、AC-DOC 群:2 例)
、その他重篤な有害事象(ADOC 群:6 例、AC-DOC
群:9 例、いずれも 3 例未満発生)が認められた。死亡に至った事象は 3 例であり、うち 2 例は肺
塞栓症による死亡、1 例は死因不明であった。
WHO Grade 3-4の有害事象を以下に示す。特にAC-DOC群で皮膚変化(7.1%)
、爪の変化(5.1%)
、
神経障害、過敏反応の頻度が高かった。
表 13 WHO Grade 3及び4の有害事象の発生率(>5%)
(n=903)
略語:
22
255/370