よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


会議資料 (108 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00046.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第68回 5/25)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

要望番号;IV-177
報告を抽出した。18 報(905 例)の研究を採択、集積した成績につきランダム効果モデルを
用いて算出した。
FDG PET/CT の診断能は 56%(95%CI:50~61%、I2=61%)であった。新たな検査法とし
て FDG PET/CT の利用が増えていることが認められているが、実用にはバラツキがある。こ
れを不明熱の診断アルゴリズムに加えるエビデンスは不十分である。不明熱の診断に対する
前向き研究を含め、研究にパラダイムシフトが必要である。また、多施設共同で実施するこ
とが重要であるが、放射線曝露と FDG PET/CT を利用することによる可能な利益対コストの
バランスが保たれて完成する。
6)Besson FL, Chaumet-Riffaud P, Playe M, Noel N, Lambotte O, Goujard C, et al. Contribution of
18F-FDG PET in the diagnostic assessment of fever of unknown origin (FUO): a stratification-based
meta-analysis. Eur J Nucl Med Mol Imaging 2016;43(10):1887-95.46)
FDG PET の画像所見を加えることが不明熱診断に寄与するかを評価した。
PubMed/MEDLINE のデータベースに収録されている研究について、対象期間を 2000 年~
2015 年 9 月として検索した。
「初期診断が不明熱」、「免疫不全又は院内感染ではないこと」、
「最終診断が PET に基づいていないこと」、
「追跡期間が特定されていること」

「成人」及び
「オッズ比(OR)の算出に用いられているデータを含んでいること」という条件に適合する
報告を抽出し、14 報でメタ・アナリシスを行った。
PET 画像所見(
「正常」対「異常」)の層別解析により、最終診断率は、PET 画像所見が「正
常」の場合には 36%、
「異常」の場合には 83%上昇することが示された(OR=8.94〔95%CI:
4.18~19.12、Z=5.65;p<0.00001〕)
。なお、層別化に基づいた感度分析は、事前に特定した「研
究デザイン」

「PET(専用機器又はハイブリッド)」、
「地域」及び「追跡期間」に従った。本
研究のデザインで PET 画像所見が結果に与えた影響は、前向き研究で OR=2.92(95%CI:1.00
~8.53)、後ろ向き研究で OR=18.57(95%CI:7.57~45.59)であった(p=0.01)が、「PET」、
「地域」、
「追跡期間」に影響はなかった。PET 画像所見は不明熱の最終診断率を実質的に上
げており、FDG PET は不明熱診断の第一選択検査に含めることを考慮すべきである。
7)Takeuchi M, Issa J, Dahabreh IJ, Nihashi T, Iwata M, Varghese GM, Terasawa T. Nuclear Imaging
for Classic Fever of Unknown Origin: Meta-Analysis. J Nucl Med 2016; 57(12):1913–9.47)
古典的不明熱患者の熱源を特定するための核医学診断法の評価を行った報告は少なく、そ
れらの検査法の臨床上の役割については明確でない。不明熱患者に対する核医学診断法の検
査結果、診断への影響及び実施することのインパクトについて系統的なレビューを行った。
PubMed、Scopus 及び他のデータベースに収録されている研究について、対象期間が 2015
年 10 月 31 日までで検索した。2 名のレビューワーが、診断正診率又は診断に与えたインパ
クト、並びに核医学診断法として FDG PET、FDG PET/CT、Ga SPECT 及び 111In-標識白血球
シンチグラフィに関する研究報告を抽出し、42 報の研究(2,058 例)を採択した。
各研究は多種に亘り、方法論には限界があったが、核医学診断法が診断に与えた影響は新

38

108/370