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会議資料 (186 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00046.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第68回 5/25)《厚生労働省》
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要望番号;III➀-73
の用量で合計 6 回投与された。
主要エンドポイントは EFS とし、再発、進行性疾患、二次性悪性新生物、全死因死亡、又
は 2 コースの地固め療法(CYVE)終了後に残存生存腫瘍細胞が検出された場合(非奏効)の
うち、最初のイベントが発生するまでの期間と定義した。これらのイベントのいずれにも該
当しない患者は、最終観察時点までの期間とした。なお、縦隔(胸腺)原発大細胞型 B 細胞
性リンパ腫は対象としなかった。
ランダム化された 328 例(各群 164 例)を対象に解析が行われ、85.7%の患者が BL であっ
た。追跡期間中央値は 39.9 ヵ月であった。イベントはリツキシマブ併用化学療法群で 10 例、
化学療法群で 28 例に認められた。
主要エンドポイントである EFS について、3 年時点の EFS はリツキシマブ併用化学療法群
で 93.9%(95%CI: 89.1-96.7)、化学療法群で 82.3%(95%CI: 75.7-87.5)であった[一次治療抵
抗性を示した場合又は初回の増悪、奏効後の再発、死亡、又は二次性悪性腫瘍発現の HR: 0.32
(95%CI: 0.15-0.66; 片側 p= 0.00096)であり、本解析の有意水準に達した]。
リツキシマブ併用化学療法群では 8 例が死亡し(4 例が原疾患による死亡、3 例が治療に関
連する死亡、1 例が二次性悪性腫瘍による死亡)
、化学療法群では 20 例が死亡した(17 例が
原疾患による死亡、3 例が治療に関連する死亡)
(HR: 0.36; 95%CI: 0.16-0.82)

安全性について、リツキシマブ初回投与時に 33.3%で infusion-related reaction を認めたが、
grade 4 以上の事象は認めず、投与回数を経るにつれて発現割合は減少した。全治療期間にお
いて、grade 4 以上の有害事象の発現割合は、リツキシマブ併用化学療法群で 37.7%、化学療
法群で 32.7%であった(p= 0.36)
。Pre-phase COP 後の grade 4 以上の有害事象の発現割合は、
リツキシマブ併用化学療法群で 33.3%、化学療法群で 24.2%であった(p= 0.07)
。Pre-phase COP
後、最も多く発現した有害事象は発熱性好中球減少症であり、grade 4 以上の発熱性好中球減
少症の発現割合はリツキシマブ併用化学療法群で 11.7%、化学療法群で 6.5%であった(p=
0.11)
。また、grade 4 以上の感染症の発現割合はリツキシマブ併用化学療法群で 18.5%、化学
療法群で 11.1%であった(p= 0.07)。急性の未知の毒性はいずれの群でも認められなかった。
IgG 低値(基準値下限未満)を示した患者の割合は、治療終了時(70.3% vs. 46.8%、p= 0.002)
及び治験登録後 1 年(55.9% vs. 25.4%、p< 0.001)において、それぞれ化学療法群よりもリツ
キシマブ併用化学療法群で有意に高かった。リツキシマブ併用化学療法群では、化学療法群
の約 2 倍の患者が静注免疫グロブリン(以下、IVIG)を投与した(15.8% vs. 7.0%)
。免疫グ
ロブリン補充療法を行った主な理由は、感染症を伴わない免疫グロブリン値の低下であった。
登録後 1 年の時点で、リツキシマブ併用化学療法群では 7 例、化学療法群では 3 例が IVIG を
投与していた。免疫の状態と晩期感染症に関する完全かつ長期間の追跡結果は評価されてい
ない。
標準的な LMB レジメンにリツキシマブを上乗せすることで、高悪性度、高リスクの小児及
び思春期 B-NHL において、EFS 及び OS が顕著に延長する一方、低ガンマグロブリン血症の
発現割合が上昇し、感染エピソードが増加する可能性が示唆された。

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