会議資料 (109 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00046.html |
| 出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第68回 5/25)《厚生労働省》 |
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生物及び感染症の症例が多い研究ほど、その影響は高かった。成人発症の Still’s 病及びリウ
マチ性多発筋痛症のような非新生物では熱源の特定が難しかった。間接的なエビデンスとし
て、4 種類の画像検査の中で FDG PET/CT が検査結果及び診断に与えた影響では最も点数が
高く、要約感度は 0.86(95%CI:0.81~0.90)
、特異度は 0.52(95%CI:0.36~0.67)
、診断へ
の寄与(診断率)は 0.58(95%CI:0.51~0.64)であった。FDG PET/CT 及びその検査の実施
の判断に与えた影響について、他の 3 つの核医学診断と直接比較をした研究エビデンスは限
定的にしかなかった。古典的不明熱患者における熱源の特定に関して、核医学診断法、特に
FDG PET/CT は有用であった。
8)Hao R, Yuan L, Kan Y, Li C, Yang J. Diagnostic performance of 18F-FDG PET/CT in patients
with fever of unknown origin: a meta-analysis. Nucl Med Commun. 2013;34(7):682-8.48)
不明熱患者の診断に対する FDG PET/CT の診断上の価値について、系統的なレビューと公
表されたデータに基づいたメタ・アナリシスを行った。
PubMed/MEDLINE、EMBASE、Scopus データベースに収録されている研究について、対象
期間を 2012 年 3 月 31 日までとして検索し、15 報告(595 例)を採択した。不明熱の患者単
位での感度を算出した。また、正診率を曲線下面積-受信者動作特性曲線(AUC-ROC
characteristic curve)を用いて算出した。
患者単位での FDG PET/CT の感度は 85%(95%CI:81~88%)
、曲線下面積-受信者動作特
性曲線による正診率は 0.88 であった。この検査法は不明熱の診断に対して高い正診率を有す
るが、偽陽性が生じる可能性についても念頭におくべきである。
9)Dong MJ, Zhao K, Liu ZF, Wang GL, Yanga S, Zhou GJ. A meta-analysis of the value of
fluorodeoxyglucose-PET/PET-CT in the evaluation of fever of unknown origin. Eur J Radiol.
2011;80(3):834-44.49)
通常の検査により原因不明な不明熱に対して、FDG PET 及び FDG PET/CT は信頼性が高い
診断方法とされるものの系統的な評価がない。本研究ではこの課題について系統的レビュー
を行い、感度、特異度、及びサマリー曲線下面積-受信者動作特性曲線(SROC-AUC characteristic
curve)についてメタ・アナリシスを行った。
各研究について方法論上の品質を評価した。また、各研究成績及び内容が異なる場合には、
サブグループ解析を行った。対象期間を 1990 年 1 月から 2010 年 3 月までとして検索し、条
件に適合した 9 報の研究(388 例)を採択した。
全体的に、これら全ての研究は論理的で、良質であった。FDG PET の感度及び特異度は、
それぞれ 0.826(95%CI:0.729~0.899)及び 0.578(95%CI:0.488~0.665)であった。また、
SROC-AUC characteristic curve は 0.810 であった。これらの研究から得られた成績には不均一
性がみられた(QSE=12.40、I2=67.7%;QSp=35.98、I2=88.9%)
。FDG PET/CT では、感度及び
特異度は、それぞれ 0.982(95%CI;0.936~0.998)及び 0.859(95%CI;0.750~0.934)で、
SROC-AUC characteristic curve は 0.947 であった。FDG PET と FDG PET/CT との間には
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