会議資料 (111 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00046.html |
| 出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第68回 5/25)《厚生労働省》 |
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る。
<日本における教科書等>
1)上田剛士.A 主要症候・内科一般.11 発熱.ジェネラリストのための内科診断リファレ
ンス.第 2 版.医学書院;2024:p.65-71.51)
不明熱の検査として、FDG PET は炎症の局在をとらえやすく、大動脈炎や人工物感染の診
断にも有用だが、利便性・コストの問題があることが記載されている。また、不明熱の画像
検査には、胸部 X 線写真、腹部 CT、胸部 CT、ガリウムシンチグラフィ、白血球シンチグラ
フィ、FDG PET 及び FDG PET/CT があり、それぞれの診断寄与率は 8~11%、17~20%、20
~33%、35%、20%、44%及び 58%であると記載されている。加えて、ガリウムシンチグラ
フィよりも FDG PET の方が有用で、局所炎症性病変の否定が可能であり、人工物感染、血管
炎、悪性リンパ腫が不明熱の原因である場合にこれらの診断に寄与すると記載されている。
(4)学会又は組織等の診療ガイドラインへの記載状況
一重下線:要望内容に関連する箇所
<海外におけるガイドライン等>
1)Jamar F, Buscombe J, Chiti A, Christian PE, Delbeke D, Donohoe KJ, et al.
EANM/SNMMI Guideline for 18F-FDG Use in Inflammation and Infection. J Nucl Med
2013 Apr;54(4):647-58.38)
以下のように記載されている。
炎症と感染症に関して、FDG イメージングは急速に進歩し、有効性に対するエビデン
スを利用できるガイドラインはあるが、決定的なものではなかった。本ガイドライン
の目的は、炎症と感染症における FDG PET 又は FDG PET/CT の一般的な診断成績
を提供することである。
規制に関して、欧州医薬品庁(EMA)は FDG についていくつかの適応を承認してい
るが、米国の FDA は、悪性腫瘍、心臓疾患、てんかん以外の適応を承認していない。
1994 年~2011 年 12 月に査読され、科学的に評価された出版物のリストを基に、有効
性につき報告記載のあった適応症を下表に列記した。それらを抽出するときに、対象
が 10 例超、診断の感度、特異度及び正診率が含まれているものとした。エビデンスに
基づいた適応症として不十分な論文ではあっても、集積された正診率(>85%)及び
炎症と感染症に対し FDG PET/CT が主な適応であるとの権威による判断があるもの
は採択した。
疾患
参照論文
感度
特異度
正診率
サルコイドーシス
7 (173 patients)
93.5% (7 papers)
Data not available
95.5% (1 papers)
骨髄炎
8 (287 patients)
94.6% (8 papers)
91.5% (8 papers)
94.5% (6 papers)
強直性脊椎炎
5 (136 patients)
100.0% (5 papers)
89.3% (5 papers)
91.0% (4 papers)
不明熱
15 (758 patients)
90.6% (15 papers)
76.9% (15 papers)
86.4% (10 papers)
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