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会議資料 (110 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00046.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第68回 5/25)《厚生労働省》
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要望番号;IV-177
SROC-AUC characteristic curve 及び Q 係数に統計学的な差はみられなかった(Z=0.566、p>
0.05)。
本研究で取り上げた FDG PET の研究は不均一ではあるものの、診断上、感度が高く、不明
熱の原因の検出には有望な手段である。FDG PET は通常の検査で検出できなかった不明熱患
者に対する一次診断に加えることを考慮すべきである。
(3)教科書等への標準的治療としての記載状況
一重下線:要望内容に関連する箇所
<海外における教科書等>
1)Bleeker-Rovers CP, Mulders-Manders CM, van der Meer JWM., Fever of Unknown Origin. In:
Loscalzo J, Fauci AS, Kasper DL, Hauser SL, Longo DL, Jameson JL. Harrion's Principles of Internal
Medicine Twenty-First Edition. New York: McGraw Hill; 2022. p.145-52.50)
不明熱の診断に関して、以下のように記載されている。
不明熱の診断体系では、まず身体診察や病歴聴取を行い、抗菌薬やステロイド治療を
中止する。必須検査として、赤血球沈降速度もしくは CRP、血液検査(血小板数、白
血球数、白血球分画、クレアチニン、総蛋白、ALP、AST、ALT、LDH、クレアチンキ
ナーゼ、抗核抗体、リウマチ因子)
、尿検査、血液培養、尿培養、胸部 X 線写真、腹
部超音波検査、ツベルクリン反応検査等があげられる。また薬剤熱を否定するために
使用薬剤を中止する。これらの情報をもとに PDCs(potentially diagnostic clues:潜在的
な診断の手がかり)を見つける。しかし、この過程を経ても不明熱の診断に至らない
場合、FDG PET/CT が試みられる。
FDG PET/CT は従来の核医学検査より解像度が高く、慢性感染症に対して高い診断の
感度を示し、体幹骨において高い正診率がある。
FDG の取込みについては、感染症、無菌性炎症や悪性疾患の識別が不可能であるが、
これらの疾患は全て不明熱の原因であるために、FDG PET/CT は最終診断に繋がる追
加の診断検査(例えば生検に向け)への方向性を決めることに使うことが可能である。
近年、不明熱の診断に FDG PET 及び FDG PET/CT が使用された成績に関するコホート
研究やメタ・アナリシスが報告されている。これらの研究に関して、対象患者の選択、
経過追跡、ゴールドスタンダードの選択という点で非常にばらつきがあるが、両検査
法の不明熱診断では感度約 85%、特異度約 50%、総合的診断への寄与は、FDG PET/CT
では約 50%、FDG PET では約 40%であった。
不明熱患者に対する Ga SPECT の診断率は 21~54%である。また、直接比較ではない
が、FDG PET/CT は、FDG PET、Ga SPECT 及び 111In-標識白血球シンチグラフィに比
較し、成績が優れていることが示唆された。
CT や通常用いられているシンチグラフィに比較し、FDG PET/CT は費用が高い検査法
ではあるが、不明熱発症の早いステージで使用することにより、早期診断に利用でき、
診断のための入院日数の短縮、そして不要な検査の回避により、経費削減が可能とな

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