会議資料 (219 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00046.html |
| 出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第68回 5/25)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
4)Gueorguiev M, et al. Pituitary tumors in 2010: a new therapeutic era for pituitary tumors. Nat
Rev Endocrinol. 2011, 7, 71-73.
テモゾロミドは忍容性があり難治性下垂体腺腫に対して効果的である。
5)Raverot G, et al. European Society of Endocrinology Clinical Practice Guidelines for the
management of aggressive pituitary tumours and carcinomas. Eur J Endocrinol. 2018, 178, G1G24.
2006 年に難治性下垂体腺腫 4 例に対するテモゾロミドの治療成績が初めて報告された。
2010~2016 年には、少なくとも 3 例以上のデータを含む 11 の臨床研究が相次いで報告さ
れている。これらの報告を合わせると全部で 106 例の患者(うち下垂体癌 34 例)であり、
腫瘍の縮小は 47%で見られた。また、The European Society of Endocrinology(ESE)の公表
されていない調査では 156 例の患者のうち、腫瘍の縮小は 37%で認められている。前述の
106 例と ESE の 156 例を合わせた 262 例中、CR は全体の 5%である 13 例(下垂体癌 5 例、
難治性下垂体腺腫 8 例)で認められた。比較試験で有効性が調べられたわけではないもの
の、自然退縮が認められることがないことを考慮し、ガイドラインではテモゾロミドの治
療を推奨するに至った。
6)Farrell CJ, et al. Management of nonfunctioning recurrent pituitary adenomas. Neurosurg Clin
N Am. 2019, 30, 473-482.
難治性下垂体腺腫に対して、現在、最も日常的に使用されており効果のある薬物療法はテ
モゾロミドである。
7)Raverot G, et al. Aggressive pituitary tumours and pituitary carcinomas. Nat Rev Endocrinol.
2021, 17(11), 671-684.
The European Society of Endocrinology ガイドラインではテモゾロミド単独投与又は腫瘍が急
速に増大している場合には Stupp protocol に準じて放射線療法の同時併用を推奨している。
8)Luo M, et al. Clinical efficacy of temozolomide and its predictors in aggressive pituitary tumors
and pituitary carcinomas: A systematic review and meta-analysis. Front Neurol. 2021, 12.
2020 年 12 月までの文献検索で得られた全 429 例の患者を含む 21 の試験のメタ・アナリシ
スによると、テモゾロミドによる治療は奏効率 41%であった。2 年生存率は 79%、4 年生存
率は 61%であった。無増悪生存期間(PFS)中央値は 20.18 ヵ月、全生存期間(OS)中央値
は 40.24 ヵ月であった。治療関連有害事象は 19%の患者で認められた。
(3)教科書等への標準的治療としての記載状況
<海外における教科書等>
10
219/370