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令和4年版厚生労働白書 (477 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/21/dl/zentai.pdf
出典情報 令和4年版厚生労働白書(9/16)《厚生労働省》
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第2部
図表 9-3-2

現下の政策課題への対応

依存症対策の全体像

依存症の正しい理解の普及啓発



補助

自助グループ等民間団体

地方自治体(都道府県・指定都市)

補助

選定

補助

設置

支援

*依存症の専門医療機関・治療拠点機関

医療の提供



○依存症相談員の配置、窓口の普及啓発
○関係機関との連携
○家族支援、治療回復プログラムの実施



*依存症の相談拠点
(精神保健福祉センター等)

行政・医療・福祉・司法等
関係機関

○依存症に係る研修を修了した医師の配置
○治療プログラムの実施
○関係機関との連携
○地域の医療機関等への研修や情報発信(拠点)

研修&連携

相談体制

○回復施設職員への研修

医療体制

○治療や相談、生活支援に係る
地域の指導者を養成

研修&情報発信

全国拠点機関

(独立行政法人国立病院機
構久里浜医療センター・
国立研究開発法人 国立
精神・神経医療研究セン
ター)

相談支援・普及啓発等

(全国規模)

早期発見

相談支援・家族支援、
普及啓発等

○情報収集、分析、発信

○普及啓発
○依存症に関する調査研究

自助グループ等民間団体(地域)

相談支援・普及啓発等

地域支援ネットワークの構築

全国拠点機関を指定し、地域における依存症の相談対応・治療の指導者の養成等や依存症
回復施設職員への研修、依存症に関する情報ポータルサイトの運営等に取り組んでいる。
都道府県及び指定都市においては、①依存症専門医療機関・依存症治療拠点機関の選定
及び相談拠点の設置、② SMARPP 等による依存症者に対する治療・回復プログラムや依
存症問題に取り組んでいる自助グループ等民間団体への活動支援等を実施している。

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また、依存症に対する誤解や偏見をなくし、依存症に関する正しい知識と理解を深める



存症者の家族に対する支援の実施、③依存症を正しく理解するための普及啓発活動、④依

障害者支援の総合的な推進

厚生労働省では、上記の各種計画等を踏まえ、依存症対策を推進するため、依存症対策

ため、シンポジウムや普及啓発イベント、インターネットを活用した情報発信、リーフ
レットの作成・配布等広く一般国民を対象とした普及啓発事業を行っている。
(啓発イベントや啓発漫画を掲載するサイト https://www.izonsho.mhlw.go.jp/)

2022(令和 4)年 2 月 26 日に開催された「依存症の理解を深めるための普及啓発イベント」の様子

令和 4 年版

厚生労働白書

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