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令和4年版厚生労働白書 (121 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/21/dl/zentai.pdf
出典情報 令和4年版厚生労働白書(9/16)《厚生労働省》
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第1部
図表 2-1-17

社会保障を支える人材の確保

薬剤師の需給推計(全国総数)



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供給総数(○):人口減少を考慮
した推計




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需要総数(△):業務の変動要因
を考慮した推計




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需要総数(▲):機械的な推計
(業務が現在と同様と仮定)
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需要推計の範囲
(33.2~40.8万人)

<供給推計>

<供給推計>
• 機械的な推計(●):現在の薬剤師数の将来推計、及び今後新たなに薬剤師となる人数の推計(国家試験合格者数が今後も近年と同程度数に維持されると仮定)をもとに供給総数を推
定(推定年における年齢別死亡率も考慮)
機械的な推計(●)
:現在の薬剤師数の将来推計、及び今後新たなに薬剤師となる人数の推計(国家試験合格者数が今後も近
• 人口減少を考慮した推計(○):今後の大学進学予定者数の減少予測を踏まえ、国家試験合格者が同程度の割合で減少すると仮定して供給総数を推計
年と同程度数に維持されると仮定)をもとに供給総数を推定(推定年における年齢別死亡率も考慮)
<需要推計>
人口減少を考慮した推計(○)
:今後の大学進学予定者数の減少予測を踏まえ、国家試験合格者が同程度の割合で減少すると
• 機械的な推計(▲):薬局業務(処方箋あたりの業務量)、医療機関業務(病床/外来患者の院内処方あたり業務量)及びその他の施設に従事する薬剤師の業務が、現在と同程度で推移す
る前提で推計
仮定して供給総数を推計
• 変動要因を考慮した推計(△):薬局業務と医療機関業務が充実すると仮定した場合の推計
<需要推計>
機械的な推計(▲):薬局業務(処方箋あたりの業務量)、医療機関業務(病床/外来患者の院内処方あたり業務量)及びそ
の他の施設に従事する薬剤師の業務が、現在と同程度で推移する前提で推計
変動要因を考慮した推計(△):薬局業務と医療機関業務が充実すると仮定した場合の推計

担い手不足の克服に向けて



2












供給推計の範囲
(43.2~45.8万人)



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供給総数(●):機械的な推計(国家
試験合格者数が今後も近年と同程
度数に維持されると仮定)

資料:厚生労働省医薬・生活衛生局総務課において作成
(注) 推計期間 令和 2(2020)年~令和 27(2045)年

将来的に薬剤師が過剰になると予想される状況下では、適正な大学の定員規模の在り方
や仕組みなどを検討する必要があろう。また併せて、地域偏在や従事先業態の偏在によ
り、特に医療機関を中心として薬剤師が充足していない状況についても対応策の検討が重
要である。チーム医療の推進により、医療機関の薬剤師には、多職種と連携しながら病棟
の薬剤業務の充実を図ることが求められており、医師からのタスク・シフト/シェアとし
て薬剤師が薬物療法に積極的に関わっていく期待も高い。また、患者が退院後に自宅等で
適切な治療を受けられるよう、地域の薬局や訪問看護等を担う関係機関との連携にも関与
していく必要がある。地域の実情に応じた効果的な取組みが必要であろう*27。

* 27 厚生労働省医薬・生活衛生局「薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会とりまとめ」
(2021(令和 3)年 6 月 30 日)

令和 4 年版

厚生労働白書

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