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令和4年版厚生労働白書 (222 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/21/dl/zentai.pdf
出典情報 令和4年版厚生労働白書(9/16)《厚生労働省》
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図表 2-2-5

職業能力評価シート

~ビルメンテナンス業~



2



「評価シート
(本体)」
(目的)職業能力を判定するための基準

働き方改革の推進などを通じた労働環境の整備など

○職業能力評価基準に記載されている項目を簡素化し、
使いやすいチェックシートの形式に変換したもの

「評価シート(本体)」では、各レベルにて求められ
る基準の全体像を把握し、習熟度をチェック、
「サブ
ツール」は、具体的に求められる知識や能力基準を
掲載

「サブツール」
(目的)判定に迷った際に
参照する詳細基準

○「自分の(部下の)能力レベルはどの程度なのか」
「次のレベルにいくには何が不足しているのか」を
具体的に把握
○定期的にチェックすることで習熟度を把握すること
が可能

(3)技能検定制度の整備

「技能検定制度*21」は、労働者の有する技能の程度を検定し、これを公証する国家検定

制度であり、技能検定に合格した者は、
「技能士」と称することができる。職業能力開発
促進法に基づき 1959(昭和 34)年から実施され、ものづくり労働者を始めとする労働者
の技能習得意欲を増進させるとともに、労働者の社会的地位の向上に重要な役割を果たし
ている。
技能検定は、2022(令和 4)年 4 月 1 日現在で、130 職種について実施しており、
2020(令和 2)年度には全国で約 72 万人の受検申請があり、約 30 万人が合格し、技能
検定制度開始からの累計で延べ約 764 万人が技能士となっている。
2021(令和 3)年度は、眼鏡技術者が眼科専門医と連携し国民により良い眼鏡を提供
して目の健康を守れるよう技能向上を図る技能検定「眼鏡作製職種」を創設した。
なお、若者が技能検定を受検しやすい環境を整備するため、2 級と 3 級の実技試験を受
検する 35 歳未満の者に対して、最大 9,000 円を支援する措置を実施した。

* 21 検定制度の詳細を紹介したホームページ
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/ability_skill/ginoukentei/index.html

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令和 4 年版

厚生労働白書