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令和8年7月21日閣議決定 『規制改革実施計画』 (94 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/p_plan.html
出典情報 規制改革実施計画(7/21)《内閣府》
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することから、人が活動する社会空間への適
応性が高いと考えられ、製造、物流、建設、
点検、介護、警備、廃棄物処理、災害対応な
どの人手不足が深刻なエッセンシャルサー
ビスの維持・発展や盲導犬の代替などの障害
者の補助など、幅広い分野において活用が期
待され、その開発・実用化が国内外で急速に
進められている。特に、海外に目を向けると、
米国、中国、EU等において、複数のメーカ
ーが歩行型ロボットの量産・販売を開始し、
公道を含む実環境での運用実績を積み重ね
ており、社会実装に向けた取組が我が国に先
行している状況にある。
こうした中、我が国においても、
「AIロボ
ティクス戦略」
(令和8年3月 26 日AIロボ
ティクスに関する関係府省連絡会議決定)で
は、産業競争力の強化及び社会課題の解決を
同時に実現する観点から、①国際競争力の確
立、②世界に先駆けた社会実装、③持続的成
長と社会課題解決の3つの目標を掲げ、ま
た、同戦略では、同戦略で総括したこれまで
のロボット戦略の成果と課題を踏まえ、従来
の「技術開発・実証を先行させ、その後に導
入を促す」というアプローチから転換し、供
給側と需要側の取組を一体的に設計するこ
とにより、スピード感を持ってAIロボティ
クスの社会実装を実現することを基本方針
とし、具体的には、潜在需要を顕在化させて
国内市場を創出するとともに、需要の予見可
能性を高める政策支援を通じて供給側の投
資を喚起し、多用途ロボットの需要と供給を
同時に拡大することにより、「十分な需要が
見込めないため、供給側が量産投資に踏み切
れない」

「量産が進まず導入コストが低減し
ないため、需要が立ち上がらない」という悪
循環を打破することとしている。
これらの目標の実現に向けて、また、基本
方針に即しても、フィジカルAIを活用した
ロボットの社会実装に必要な実証実験を行
うことができる環境づくりは急務と考えら
れる。
一方、我が国においては、国の事業として
のものを含め、空港・工場等の施設内での活
用や歩道における実証実験が試みられてい
るものの、道路交通法(昭和 35 年法律第 105
号)及び道路運送車両法(昭和 26 年法律第
185 号)をはじめとする制度的な障壁により、
海外と比較して実証実績の蓄積が遅れてい
るとの声がある。
世界的に歩行型ロボットの社会実装が加
速する中、我が国において、速やかに歩行型
ロボットの歩道における通行の実証実験を
開始しなければ、我が国が有する技術・製品
や運用知見を基礎として、デファクトスタン
ダードも含めた国際標準化を進めることは
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