よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和8年7月21日閣議決定 『規制改革実施計画』 (90 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/p_plan.html
出典情報 規制改革実施計画(7/21)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

て、各府省庁の職員においてITに関する専 9年度以降令和 11
門知識や経験が不足している状況にあり、自 年度まで継続的に
ら要件定義等を行うことや事業者から要件 措置
定義等が提示されてもその妥当性を検証・評 c:令和9年度以降
価することが困難であることから、その結 令和 11 年度まで継
果、事業者に依存し、事業者の主導によりシ 続的に措置
ステム開発が行われる構造が継続している d:令和8年度措置
ことが挙げられる。
こうした中、近年の生成AIやAIエージ
ェントをはじめとするAI技術の進展は、ソ
フトウェア開発の在り方に本質的な変化を
もたらしている。具体的には、従来のシステ
ム開発は、仕様・要件を事前に定義し、それ
に基づいて設計・実装を行うことを前提とし
た開発手法、すなわち、
「人が事前に仕様・要
件を決め実装し改善する」という手順が主流
であったが、仕様・要件、設計、コード、テ
スト等をAIが生成し、その結果を評価しな
がら継続的に改善する開発手法(以下「AI
駆動開発」という。)が、既に現実のものとな
っている。
政府情報システムにおけるAI駆動開発
の導入は、政府情報システムの調達における
長年の構造的課題を解決し得る大きな転換
点となり得るものである。また、
「人工知能基
本計画」
(令和7年 12 月 23 日閣議決定)に
おいて、AI関連技術の研究開発及び活用の
推進に関する施策についての「4つの基本的
な方針」の一つとして、
「AI利活用の加速的
推進(
「AIを使う」)
」が定められ、我が国で
のAI利活用を促進するため、「隗より始め
よ」の観点から、まずは政府自らが積極的か
つ先導的に利活用すること、政府職員による
AIの普段使いを浸透、定着させることによ
り、業務の質を向上させることや、取り扱う
情報の属性や用途等に応じて、政府による適
正な調達・利活用を先導的に行うことで、日
本社会で利活用されるAIの信頼性及び透
明性の確保につなげることなどが示されて
いる。
一方、今後、政府情報システムにおけるA
I駆動開発の導入を促進するに当たって、そ
れを妨げる要因として、現行のルールではA
Iを活用することが可能であるか不明確、本
来文書化されるべき情報が特定の事業者等
の暗黙知となって発注者に蓄積されないと
の声、AIの活用を前提としたルールの整備
などが必要であるとの声がある。
こうした状況等や、AIは、実際に使われ、
フィードバックを回すことで急速に高度化
していくといった特性を有し、我が国の技術
力を高めるためにも、積極的に使っていくこ
とが重要であること、AIを積極活用し、経
験をデータとして集積、組織を越えて共有す
ることで、
「信頼できるAI」を創ることにつ
86