施策 No.48
（２）状況に合わせた切れ目のない相談支援につなげる
②人材育成等の支援
● 生活困窮者自立支援制度人材養成研修【厚生労働省】
＜施策の概要＞
生活困窮者自立支援制度における基本理念（生活困窮者の自立と尊厳の確保、生活困
窮者支援を通じた地域づくり）を具現化できる高度な専門人材を養成するための研修を
実施する。

【目標及び達成の期間】
生活困窮者に対し、その特性を踏まえた適切な支援を行えるような生活困窮者自立支
援法（平成 25 年法律第 105 号）に基づく事業に従事する支援者を養成することを通じ、
生活困窮者が抱える孤独・孤立の問題の予防・解消等に資することを目指す。

＜現状＞
孤独･孤立問題も含め、複合的な課題を抱える生活困窮者に対し、生活困窮者自立支援
法に基づき、自立相談支援事業を中心として、就労、家計等に関する包括的な支援を実
施するほか、他の専門機関等と連携して、相談者の状態像に応じたきめ細かな支援を行
っている。また、生活困窮者自立支援制度の事業に従事する支援員に対して「孤独・孤
立の理解とアウトリーチ相談支援」というテーマで研修を実施している。
＜課題＞
生活困窮者自立支援法に基づく事業に従事する支援者が、孤独・孤立の問題を抱えて
いる生活困窮者に対し、その特性を踏まえた適切な支援を行えるよう、孤独・孤立に関
する知識等を修得することが必要である。
＜今後の取組方針＞
引き続き、生活困窮者自立支援法に基づく事業に従事する支援者に対する研修等に、
孤独・孤立に関する内容を盛り込み、孤独・孤立の問題を抱えている生活困窮者へ適切
な支援を行うことができる支援員を養成する。

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