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資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (186 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
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施策 No.130
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
⑤関連施策の推進
● 難聴者のための聴覚補助機器の利用による社会参加の推進
・補装具費支給制度【厚生労働省】
・補聴器販売者の技能向上研修等事業【厚生労働省】
・適切に補聴器を購入・利用するための注意喚起【厚生労働省、消費者庁】
・難聴高齢者の早期発見・早期対応【厚生労働省】
<施策の概要>
障害者等が日常生活を送る上で必要な移動等の確保等を図るために身体機能を補完又
は代替するように製作されたもので、かつ長期間継続して使用される用具について、同
一の月に購入等に要した費用を合計した額から対象者等の負担能力をしん酌して政令で
定める額を控除して得た額を支給している。
補聴器販売者が適切な補聴器の選定や使用指導等を的確に行えるよう、必要な知識及
び技能を修得させるための研修を実施している。
難聴者等が人と人とのつながりを実感できる社会に寄与するため、補聴器を必要とす
る難聴者等に対する補装具費の支給、補聴器販売者の技能向上研修事業及び適切に補聴
器を購入・利用するための注意喚起を実施する。
自治体における難聴高齢者の早期発見・早期対応の取組を促進する。

【目標及び達成の期間】
令和7年度は、
・補装具費支給申請者が適切な補装具事業者の選定及び契約、身体に適合した補聴器の
利用等ができるよう、市町村に協力を要請し、補装具事業者の経歴や実績などを勘案
の上、情報の提供に努めていく。
・購入時の注意点を広く周知することにより、消費者被害の未然防止及び拡大防止に努
める。
・難聴高齢者の早期発見・早期対応に資する調査研究を行う。
これにより、難聴者が人と人とのつながりを実感できる社会に寄与することを目指
す。

<現状>
障害者等の失われた身体機能を補完・代替することにより、日常生活や社会参加(就
学・就労など)を支援するための補装具(補聴器を含む。)の購入等に係る費用(利用者
負担額を除く。)を支給している。また、適切な補聴器の選定や使用指導等を的確に行え
るよう、補聴器販売者を対象として必要な知識及び技能を修得させるための研修を実施
している。
補聴器はコミュニケーションを補完するツールであり、補聴器を必要とする難聴者や
その家族等に対し、適切な補聴器の購入・利用に向けて、契約に関する事項を含めた注
意喚起を実施している。
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