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資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (141 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
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施策 No.94
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
②アウトリーチ型支援体制の構築
● 地域における家庭教育支援【文部科学省】
<施策の概要>
身近な地域において保護者が家庭教育に関する学習や相談ができる体制が整うよう、
地域の多様な人材を活用した家庭教育支援チーム等による保護者への学習機会の提供や
アウトリーチ型の支援等、地域の実情に応じた家庭教育支援を行う地方公共団体の取組
を推進している。
【目標及び達成の期間】
令和7年度は、家庭教育支援チーム等によるアウトリーチ型支援を実施するなど、特
に支援が必要で困難を抱える家庭が地域から孤立しないよう、専門人材も活用し、個々
の状況に寄り添った相談対応や情報提供を実施することを通じて、全国の市区町村で保
護者の不安や課題等への更なる早期対応を可能とすることを目指す。
<現状>
保護者に家庭教育に関する学習機会・情報の提供等を行う家庭教育支援チームを全国
各地に設置するなどの取組を実施(令和5年度は 849 か所に国庫補助)。子育てに周囲の
協力が得られにくい保護者など個別の支援が必要な家庭に対しては、アウトリーチ型支
援を行っている地域もある。
<課題>
全国どの地域においても保護者が安心して家庭教育を行えるよう、家庭教育支援チー
ム等の体制整備を広げていく必要がある。
現在、多くの家庭教育支援チームは地域の子育て経験者・元教員が中心となり活動し
ているが、特に支援が必要で対応が困難な家庭が地域から孤立しないよう、専門人材も
活用し、個々の状況に寄り添った相談対応や情報提供を実施する必要がある。
<今後の取組方針>
引き続き、地域における家庭教育支援基盤構築事業を進め、個別の支援が必要な家庭
には家庭教育支援チーム員が訪問して、家庭教育に関する相談に対応するなど、保護者
の置かれた状況に寄り添ったアウトリーチ型支援を実施する。

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