資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (89 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html |
出典情報 | 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》 |
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(2)状況に合わせた切れ目のない相談支援につなげる
②人材育成等の支援
● メンタルヘルスに関する正しい知識と理解を有する心のサポーターの養成【厚生労働
省】
<施策の概要>
精神障害やメンタルヘルスに対する正しい知識と理解を持って精神障害者等への支援
を行う「心のサポーター」を養成する。
【目標及び達成の期間】
令和6年度から心のサポーター養成研修を全国に展開し、10 年間で 100 万人の心のサ
ポーターを養成することにより、心のサポーター養成研修を受講した地域住民が増加す
ることを通じ、精神疾患に対する理解が促進するとともに、精神障害者が地域や職域で
の支援を受けられ、地域で安心して自分らしい暮らしができる基盤整備・体制整備を構
築することを目指す。
<現状>
精神疾患の予防や早期介入を図る観点から、メンタルヘルス・ファーストエイドの考
え方を活用した「心のサポーター養成事業」を実施し、メンタルヘルスや、うつ病、摂
食障害などの精神疾患に対する理解の促進及び地域や職場での支援を受けられる体制確
保を推進している。
<課題>
精神障害者に対する国民の理解について、
「病気の認知度は進んでいると思わない」と
回答している者は約9割であり、また、差別や偏見についても約4割が「以前と変わら
ない」と回答しており、精神疾患への理解は進んでいない状況である。
<今後の取組方針>
メンタルヘルスや精神疾患への正しい知識と理解を持ち、地域や職域でメンタルヘル
スの問題を抱える人や家族等に対してできる範囲で、傾聴を中心とした手助けをするメ
ンタルヘルス・ファーストエイドの考え方を活用した心のサポーター養成事業を実施し、
心のサポーターを各地域で養成していくことで、地域における普及啓発にも寄与すると
ともに、精神疾患の予防や早期介入につなげる。
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