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資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (115 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
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施策 No.70
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
①人間関係を豊かにするつながり・居場所づくり
● 多世代・分野横断的な地域社会の担い手の掘り起こし【内閣府】
<施策の概要>
地方公共団体等と連携しつつ、
「多世代参画による地域活力プラットフォーム構築調査
事業」を通じて、幅広い世代・属性の地域住民間の交流を促進し地域社会との接点とし
て有機的に機能する拠点の形成や、多様な分野の地域課題と担い手とのマッチングによ
る課題解決に向けた取組等の実証を行い、地域社会における担い手の確保・掘り起こし
に関する課題や効果的な施策等を把握・検討するとともに、その結果を踏まえ、多世代
かつ分野横断的な地域社会の担い手確保及び地域社会の課題解決を目的とした施策の全
国展開を進める。

【目標及び達成の期間】
「高齢社会対策大綱」
(令和6年9月 13 日閣議決定)を踏まえ、多世代かつ分野横断
的な地域社会の担い手確保及び地域社会の課題解決に資する仕組みを全国に展開し、多
様な住民の地域活動への参加の拡大を図ることにより、地域社会におけるつながり・支
え合いを促進する。

<現状>
高齢期における体力的な若返りや長寿化を踏まえ、長くなった人生を豊かに過ごすこ
とができるよう、高齢期においても社会や他者との積極的なかかわりを持ち続けられる
ようにすることが重要である。
また、地域社会の観点から見ても、地域を支える人材の高齢化や人手不足が進む中、
これまで地域社会の中で対応可能であった様々な問題への対応が困難となることが考え
られることから、地域でのつながりや支え合いを促進し、地域社会を将来にわたって持
続可能なものとしていく必要がある。
<課題>
こうした背景も踏まえ、高齢化や人口減少が進む中にあっても、幅広い世代・属性の
住民から新たな地域社会の担い手を確保していくため、それぞれの意欲、能力、状況等
に応じて、経済社会における様々な活動に参画する多様な機会を確保し、その能力を十
分に発揮できる環境を創っていく必要がある。
<今後の取組方針>
令和7年度以降、 「多世代参画による地域活力プラットフォーム構築調査事業」等を通じて
得られた課題点や効果的な施策の知見を基に、全国展開に向けた検討を進める。

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