資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (87 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html |
出典情報 | 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》 |
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(2)状況に合わせた切れ目のない相談支援につなげる
①相談支援体制の整備(電話・SNS相談の 24 時間対応の推進等)
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
④地域における包括的支援体制等の推進
● 更生保護に関する地域援助の推進【法務省】
<施策の概要>
犯罪をした者等が、地域社会で孤立することなく必要な支援を受けることができ、安
定した生活を送ることができるよう、保護観察所において、地域住民又は関係機関等か
らの相談に応じ、情報の提供、助言等の必要な援助を行う。また、犯罪をした者等が、
地域社会で孤立することなく必要な支援を受けることができるよう、保護観察所と地域
における関係機関・団体等との連携体制の整備に取り組む。
【目標及び達成の期間】
犯罪をした者等が、地域社会で孤立することなく必要な支援を受けることができ、安
定した生活を送ることのできる環境整備を目指し、令和7年度は、保護観察所と地域に
おける関係機関・団体等と連携した地域支援ネットワークの構築を推進する。
これにより、出所受刑者の2年以内再入率を低下させることを目指す。
<現状>
保護観察所においては、犯罪・非行の地域相談窓口「りすたぽ」
(リスタート・サポー
ト)を設け、更生保護に関する専門的知識を活用し、地域で生活する元保護観察対象者
や出所者等本人又はその家族を含む地域住民や、関係機関等からの相談に応じ、必要な
助言や支援に関する情報提供、調整等の援助を行うほか、犯罪をした者等が、地域社会
で孤立することなく必要な支援を受けることができるよう、地域における関係機関・団
体等との連携体制の整備を図っている。
(令和4年出所者の2年以内再入率:13.0%)
<課題>
犯罪をした者等が身近に相談できる場所の確保や、保護観察所と地域の関係機関・団
体等との連携体制の整備が課題である。
<今後の取組方針>
保護観察所が実施する地域援助に関する周知・広報を行うとともに、地域住民、関係
機関等からの相談に対応する保護観察官のスキルアップや地域に出向いて活動するため
の体制整備、犯罪をした者等を必要な支援に円滑につなげるための保護観察所と地域の
関係機関・団体等との連携体制の整備に取り組む。
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