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資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (113 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
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施策 No.68
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
①人間関係を豊かにするつながり・居場所づくり
(4)孤独・孤立対策に取り組むNPO等の活動をきめ細かく支援し、官・民・NPO等
の連携を強化する
①孤独・孤立対策に取り組むNPO等の活動へのきめ細かな支援
● 円滑な食品アクセスの確保【農林水産省】
<施策の概要>
地域の関係者が連携して食品アクセスの確保に取り組む体制づくり等を支援するとと
もに、フードバンクやこども食堂等の活動拡大を支援している。
【目標及び達成の期間】
地域の関係者が連携して食品アクセスの確保に取り組む体制づくりを支援するとと
もに、フードバンクやこども食堂等の機能強化を図ることにより、十分な食料へのアク
セスができない孤独・孤立の状態にある人の食品アクセスの確保を目指す。

<現状>
低所得者層の割合が拡大していることに鑑みれば、経済的理由により十分な食料を入
手できない者の割合が増加していると考えられる。今後も、世帯所得 100 万円以下のひ
とり親世帯の増加が見込まれるなど、経済的理由により十分な食料を入手できない者は
大きく減少することはないことが推測される。
<課題>
経済的理由により十分な食料を入手できない者等に食品を提供するフードバンクやこ
ども食堂等の取組が広がっている一方、こうした取組は自立的な活動であり、地域によ
って差があるなど、地域によって現状や課題が異なるため、それらの現状や課題に応じ
て、関係者が連携して取り組む体制づくりが重要であるとともに、未利用食品の受け手
となるフードバンクやこども食堂等による食品取扱量の拡大に向けて輸配送や衛生管理
等の機能強化に対する支援が必要である。
<今後の取組方針>
地方公共団体や食品事業者、フードバンク・こども食堂等の地域の関係者が連携して
円滑な食品アクセスの確保に取り組む体制づくりを支援するとともに、地域における食
品アクセスの担い手となるフードバンクやこども食堂等に対し、その立上げや機能強化
に向けた支援、専門家派遣等によるサポートを実施する。

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