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資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (48 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
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施策 No.13
(1)孤独・孤立に至っても支援を求める声を上げやすい社会とする
③声を上げやすい・声をかけやすい環境整備
(2)状況に合わせた切れ目のない相談支援につなげる
①相談支援体制の整備(電話・SNS相談の 24 時間対応の推進等)
②人材育成等の支援
● 児童生徒の自殺予防【文部科学省】
<施策の概要>
児童生徒の自殺者数が増加傾向にあることを踏まえ、SOSの出し方に関する教育を
含む自殺予防教育の充実、1人1台端末等を活用した児童生徒の悩みや不安の早期発見・
早期対応、スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーの配置充実等の教育相
談体制の強化等に取り組んでいる。
【目標及び達成の期間】
令和7年度は、令和6年度委託事業で作成した教材や指導資料等の普及を通じて自殺
予防教育の更なる促進に努める。また、引き続き、1人1台端末等を活用した児童生徒
の悩みや不安の早期発見・早期対応、スクールカウンセラー・スクールソーシャルワー
カーの配置充実等の教育相談体制の強化等に取り組む。

<現状>
令和6年中の児童生徒の自殺者数は、529 人(厚生労働省「自殺の統計:地域における
自殺の基礎資料」及び「自殺の統計:各年の状況」)と過去最多の状況であり、極めて憂
慮すべきである。
スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの重点配置など、教育相談体制
の整備等を通じ、児童生徒の心のケアのための体制強化に努めてきたところである。
<課題>
「SOSの出し方に関する教育」を含む自殺予防教育や、相談体制等の整備を通じて
効果的な自殺対策を講ずる必要がある。また、医療機関や自治体の福祉部局等の学校外
の関係機関と学校との連携体制の構築を推進することが求められる。
<今後の取組方針>
いじめ・不登校対策のための重点配置等を通じたスクールカウンセラー、スクールソ
ーシャルワーカーの配置の充実、24 時間子供SOSダイヤルの周知、SNS等を活用し
た相談体制の整備などによる教育相談体制の整備を推進する。また、
「SOSの出し方に
関する教育」を含む自殺予防教育に加え、1人1台端末等を活用した児童生徒の自殺リ
スク等の早期把握・早期対応の取組を推進する。
さらに、過去の児童生徒の自殺の状況を踏まえ、特に自殺者数が増加傾向にある時期
において、相談窓口の周知や各自治体における教育相談など、自殺予防の取組を推進す
る。
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