施策 No.119
（３）見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
④地域における包括的支援体制等の推進
● 生活困窮者の就労準備支援【厚生労働省】
＜施策の概要＞
就労に必要な実践的な知識・技能等が不足しているだけではなく、複合的な課題があ
り、生活リズムが崩れている、社会との関わりに不安を抱えている、就労意欲が低下し
ている等の理由で就労に向けた準備が整っていない生活困窮者に対して、一般就労に向
けた準備としての基礎能力の形成からの支援を計画的かつ一貫して実施する。

【目標及び達成の期間】
孤独・孤立の問題を抱えやすい生活困窮者に対し、就労に向けた準備としての基礎能
力の形成から支援を行うため、令和７年度は、就労準備支援事業の実施自治体数の増加
を目指す。

＜現状＞
就労に向けた準備が必要な生活困窮者を対象に、一般就労に向けた準備としての基礎
能力の形成から支援を行っている。
令和６年度実施自治体数 747/907（82％）
＜課題＞
地方自治体間格差の是正に努め、就労準備支援事業の拡充を図る必要がある。
＜今後の取組方針＞
就労準備支援事業が未実施である自治体の背景や理由等の課題を把握し、実施自治体
数の増加に向けてより効果的な取組等を検討する。

167