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資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (83 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
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施策 No.41
(2)状況に合わせた切れ目のない相談支援につなげる
①相談支援体制の整備(電話・SNS相談の 24 時間対応の推進等)
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
②アウトリーチ型支援体制の構築
● 犯罪被害者等支援の推進【警察庁】
<施策の概要>
都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号「#8103(ハートさん)」
を運用するほか、犯罪被害者等に対するカウンセリング体制の整備、犯罪被害者等の援
助を行う民間の団体と連携した犯罪被害者等支援等の各種施策を推進する。

【目標及び達成の期間】
「第4次犯罪被害者等基本計画」
(令和3年3月 30 日閣議決定)の計画期間である令
和8年3月までの間、都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号「#
8103(ハートさん)」の運用及び周知、警察における公認心理師、臨床心理士等の資格を
有する部内カウンセラーの確実かつ十分な配置によるカウンセリングの充実及びその
周知、犯罪被害者等の援助を行う民間の団体との連携の一層の強化といった取組を推進
することで、犯罪被害者等の孤独・孤立の防止を図る。
<現状>
都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号「#8103(ハートさん)」
を運用しているほか、犯罪被害者等に対するカウンセリング体制の整備、犯罪被害者等
の援助を行う民間の団体と連携した犯罪被害者等支援等の各種施策を推進している。こ
れらの施策により被害に遭った方々が被害申告や相談をしやすい環境を整備することは、
犯罪被害者等の孤独・孤立の防止につながるものと考えられる。
<課題>
犯罪被害者等が一日も早く被害から回復し、社会の中で再び平穏な生活を営むことが
できるようにするためには、犯罪被害者等一人一人に寄り添ったきめ細やかな充実した
支援が必要であり、国、地方公共団体及びその他の関係機関並びに民間の団体等が緊密
に連携・協力し、取組の一層の強化を図っていく必要がある。
<今後の取組方針>
性犯罪被害者が相談しやすい環境を整備するため、警察において、都道府県警察の性
犯罪被害相談電話につながる全国共通番号「#8103(ハートさん)」を適切に運用すると
ともに、国民への更なる周知を図る。
また、犯罪被害者等の精神的被害を軽減するため、引き続き、公認心理師、臨床心理
士等の資格を有する部内カウンセラーを配置するとともに、カウンセリング費用の公費
負担制度を運用する。

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