資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (181 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html |
出典情報 | 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》 |
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(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
④地域における包括的支援体制等の推進
● 身寄りのない高齢者等が抱える生活上の課題に対応するための試行的な取組の実施【厚
生労働省】
<施策の概要>
令和6年度から、市町村を実施主体とするモデル事業として、
・身寄りのない高齢者等の相談を受け止め、地域で利用可能な社会資源につなげるコー
ディネーターを配置した窓口の整備を行う取組や、
・十分な資力がないこと等を理由として、民間事業者により支援を受けられない方を対
象に、意思決定支援を行いながら、日常生活の支援などをパッケージで提供する取組
を実施し、課題の整理等を行う。
【目標及び達成の期間】
令和7年度は、引き続きモデル事業の実施を通じて課題の整理等を行い、好事例の横
展開を目指す。
<現状>
今後、独居高齢者の増加等が見込まれる中で、身寄りのない高齢者等については、入
院・入所の手続支援、日常生活支援や死後の事務対応など、従前は家族が対応してきた
ような生活上の課題に対する支援策を検討する必要がある。
<課題>
令和6年度からの新規事業であるとともに、市町村規模の違いや既存サービス等の社
会資源の地域差もあるため、まずはモデル事業に取り組む自治体の確保・充実を図り、
事業実施における課題の整理等を行う必要がある。
<今後の取組方針>
モデル事業の取組を通じて課題の整理等を行い、好事例の横展開を目指すとともに、
厚生労働省が開催する「地域共生社会の在り方検討会議」等において、身寄りのない高
齢者等への必要な支援の在り方について検討を進める。
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