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資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (127 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
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施策 No.82
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
①人間関係を豊かにするつながり・居場所づくり
②アウトリーチ型支援体制の構築
● 被災者の生きがいづくり等に資する活動支援【復興庁】
<施策の概要>
被災者自身が参画し、活動する機会の創出を通じて、被災者が、他者とのつながりや、生き
がいをもって前向きに生活することを支援するほか、コミュニティ形成と一体となった被災者の
心身のケア等の取組の促進を図る。また、震災から5年が経過し、被災地では、引き続き復興
に向けた取組が進められる中で、被災者の積極的な参画の下、震災の風化防止や地域の活
性化の取組を促進し、地域コミュニティの再構築を図る。
【目標及び達成の期間】
災害公営住宅の入居者等孤独を感じやすい被災者に対して、支援団体等が個別に働き掛
けるなどにより、避難者同士や地域住民との交流会等、つながりを提供する場への参加を促
すため、令和7年度は、個別の事情を把握した上で、事業の進捗に応じた必要な支援を実施
する。
これにより災害公営住宅の入居者等の孤独を抱えやすい被災者に対して、孤独・孤立の予
防等を推進する。

<現状>
被災者自身が参画し、活動する機会を創出することを通じて、他者とのつながりや、
生きがいを持って生活することに資する自治体やNPO等の支援団体の活動を支援して
いる。
<課題>
被災者をとりまく課題は多様化しており、「「第2期復興・創生期間」以降における東
日本大震災からの復興の基本方針」(令和6年3月 19 日閣議決定)に基づき、事業の進
捗に応じた支援を継続する必要がある。
<今後の取組方針>
引き続き、被災者が花を植える作業を地域住民と協働で行うことによる孤立化の防止
や友人づくりのための活動、ふれあい農園事業による帰町住民等の生きがい・交流づく
りのための活動などの、東日本大震災の被災者自身が参画し、活動する機会の創出を通
じて、他者とのつながりや、生きがいを持って生活することに資する地方公共団体やN
PO等の支援団体の活動を支援していく。

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