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資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (208 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
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・ 支援を受ける手続等をわかりやすくすることで、相談へのハードルを下げる。
遠慮や我慢をなくすこと等で、相談できる社会環境をつくる。
・ 制度申請の簡易化やオンライン化等により、手続の負担感を減らす。制度の
活用は権利であることの認識を周知する。行政と民間団体が連携を進める。等
(相談者(相談を受ける人)になりうる層)
・ 社会的理解や関心を高めたり、関われるタイミングやきっかけをつくること
や、相談者になることをためらう人の弊害をなくす。
・ 身近な実践者の事例を紹介する。「認知症サポーター養成事業」を参考に、
孤独・孤立の理解者を増やす活動として、同養成講座のような仕組みを設ける。
・ 既存の取組を推進し、ゲートキーパーの更なる養成・支援の充実を行う。等
(その他)
・ 地方版孤独・孤立対策官民連携プラットフォームを活用した好事例の構築を
図り、全国への普及を進める。等
②分科会2の中間整理(令和4年 11 月9日)
・ 孤独・孤立対策においては、「課題解決型の支援」と「つながり続けること」
を両立させることがセーフティネットの構築であると捉えるべき。
セーフティネットが機能する場面については、孤独・孤立対策において、
「緊
急時対応」のみならず、
「日常生活環境における対応」が、予防や早期対応の観
点からも重要。
この部分に広く網をかけた取組を進めていくことは、
「緊急時対応」を中心と
した他分野・他施策の基盤の強化にもつながる。
・ 孤独・孤立対策においては、
「日常生活環境における対応」として、当事者を
含め広く多様な主体が関われるようにし、人とのつながりや信頼が醸成され、
全体としてセーフティネットが形成されていくような「豊かな地域づくり」を
進めていくことが重要。
③分科会3の中間整理(令和5年3月 16 日)
・ 孤独・孤立に関する悩みは複雑化・多様化していること等を踏まえ、相談窓
口体制や相談と支援をつなぐ体制の整備を推進する。関係団体の連携を強化し、
もって悩んでいる方々に各種支援策が着実に行き届くようにする。
・ 分かりやすい番号で入口を統一しつつ、あらゆる困りごとを一元的に受け付
けるワンストップの相談窓口等の一元的な相談支援体制を整備する。
・ これらの視点を踏まえ実施した試行事業(#9999 を統一番号とする試行事業)
の成果や課題(周知、相談体制強化、人材育成・確保、若年層への対応等)を踏
まえつつ、本格実施に向けた環境を整備していくことが必要。その際、相談デ
ータや相談内容の更なる分析を行い、相談者像を踏まえた仕組みとすることが
重要。
・ 中長期的には、地方における支援機関間の連携や相談窓口の進展の状況を踏
まえつつ、#9999 から各地方の相談窓口につなぎ、国は地方が対応しにくい時間
帯や相談が集中する特定の期間、専門分野の相談等に重点をおく体制について
検討していくことが望ましい。

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