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資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (82 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
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施策 No.40
(2)状況に合わせた切れ目のない相談支援につなげる
①相談支援体制の整備(電話・SNS相談の 24 時間対応の推進等)
● 性犯罪・性暴力被害者等支援【内閣府】
<施策の概要>
性犯罪・性暴力は被害者の尊厳を踏みにじる重大な人権侵害であり、決して許される
ものではないこと等に係る啓発の強化や相談窓口の周知等に取り組むとともに、多様な
相談者が利用しやすいよう相談支援の充実を図る。
【目標及び達成の期間】
相談窓口の整備やワンストップ支援センターの支援体制の更なる充実により、性犯
罪・性暴力被害者の孤独・孤立の防止を図る。

<現状>
「第5次男女共同参画基本計画」
(令和2年 12 月 25 日閣議決定)等に基づき、都道府
県等が設置・運営する性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター(以下
「ワンストップ支援センター」という。)などによる相談支援の充実を図っている。
内閣府においては、ワンストップ支援センターについて、支援員の処遇改善、24 時間
365 日対応化、連携・協力する医療機関における支援環境の整備等が促進されるよう、都
道府県等に対して性犯罪・性暴力被害者支援のための交付金を交付している。
また、ワンストップ支援センターにつながる全国共通番号#8891(はやくワンストップ)
を運用しているほか、最寄りのワンストップ支援センターの運営時間外に対応する「性
暴力被害者のための夜間休日コールセンター」を設置している。さらに、若年層等の性
暴力被害者が相談しやすいよう、SNS相談「Cure time(キュアタイム)」による相談
事業も実施している。
<課題>
ワンストップ支援センターの 24 時間 365 日対応化や地域におけるワンストップ支援
センターと警察、医療機関、教育委員会等の関係機関との連携の強化等を図る必要があ
る。
また、こどもや男性等、多様な被害者の支援を充実させることも必要である。
<今後の取組方針>
ワンストップ支援センターにつながる全国共通番号#8891(はやくワンストップ)の周
知や、都道府県等への交付金による支援により、ワンストップ支援センターにおける相
談支援の更なる充実を図る。

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