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資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (90 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
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施策 No.47
(2)状況に合わせた切れ目のない相談支援につなげる
②人材育成等の支援
● 防衛省・自衛隊におけるメンタルヘルス教育の強化【防衛省】
<施策の概要>
防衛省・自衛隊において、
「苦しい時に援助を求めることは能力であり、自ら助けを求
めることができる人ほど自己管理能力が高い」という認識を広めるため、全職員に継続
した教育を実施し、職員が周囲に相談しやすい環境の醸成に努めている。

【目標及び達成の期間】
メンタルヘルス教育を通し、意識改革を行うには地道な粘り強い教育が求められるこ
とから、全職員に年1回を目安に継続した教育を行うこととしており、着実に実施する。
長期的には、職員に対する教育効果を高めるため、引き続き新たな教育ツールの在り
方を検討する。これにより多くの職員の意識改革を図り、周囲に相談しやすい環境をつ
くることで孤独・孤立の予防を推進する。

<現状>
防衛省・自衛隊ではメンタルヘルス施策を推進する中で定期的に有識者の意見を伺っ
ているところ、有識者からは「自衛隊には、任務の特性上、精強でなくてはならない、
タフでなくてはならないという考え方が根底にあり、自衛官は、一般の方と比較し、困
ったときに助けを求める態度に出られない」との指摘を受けている。
<課題>
上記指摘を受け、メンタルヘルス教育を通し、
「苦しい時に援助を求めることは能力で
あり、自ら助けを求めることができる人ほど自己管理能力が高い」という認識を防衛省・
自衛隊内で広め、職員が周囲や専門家に相談しやすくなるよう意識改革を進めることが
必要である。
<今後の取組方針>
引き続き、全職員に対し年に1回を目安に「苦しい時に援助を求めることは能力であ
り、自ら助けを求めることができる人ほど自己管理能力が高い」ということを認識させ
る教育を実施する。
対面での教育(メンタルヘルス講演会)を充実させ、動画配信による受講環境を整備
するともに、新たな教育ツールの在り方についての検討を引き続き進める。

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