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資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (142 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
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施策 No.95
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
②アウトリーチ型支援体制の構築
● 地域若者サポートステーションにおける若年無業者等への職業的自立支援の推進【厚
生労働省】
<施策の概要>
就労に当たって困難を抱える若者等(15~49 歳の無業の方。以下「若年無業者等」と
いう。)が、充実した職業生活を送ることができるよう「地域若者サポートステーション」
(以下「サポステ」という。)において、地方公共団体と協働し、職業的自立に向けた就
労支援を実施する。
【目標及び達成の期間】
令和7年度も引き続き周知・広報によりサポステの認知度を高め、また、高等学校の
中途退学者等に対する希望に応じた出張相談等により、これまで支援が届きにくくサポ
ステの利用に至らなかった対象者へのアプローチや、心理的ケアを含む就労支援に取り
組む。
これにより、若年無業者等の職業的自立支援の推進を通じて、孤独・孤立の予防・解
消に資することを目指す。
<現状>
サポステ(令和7年度 179 か所) では、キャリアコンサルタント等による専門的な相
談やコミュニケーション訓練、職場体験プログラム等の多様な就労支援メニューを提供
し、若者等への就労支援を実施している。
<課題>
若年無業者等が孤独・孤立に陥らないよう、これまで支援が届きにくくサポステの利
用に至らなかった対象者へのアプローチを継続していくとともに、ひきこもり経験者等
の心理的ケアを必要とする方の増加に対応していく必要がある。
<今後の取組方針>
周知・広報については広報活動の効果測定を毎年度実施することにより、若年無業者
等の特性等を踏まえて、より効果的な広報手法を採用する。
また、高等学校等との連携により把握した中途退学者等に対して、引き続き、希望に
応じて、サポステの職員が学校や自宅等を訪問し、サポステの紹介や支援に関する説明
を行うことにより、ひきこもり状態となることを未然に防止するために学校教育からの
切れ目のない支援に努めるアウトリーチ支援や、専門の相談員を一部のサポステにモデ
ル的に配置し、地域の関係機関と連携して心理的ケアを含めた就労支援を行う体制を構
築した事例の収集に取り組む。

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