よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (132 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

施策 No.87
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
①人間関係を豊かにするつながり・居場所づくり
②アウトリーチ型支援体制の構築
④地域における包括的支援体制等の推進
● ひきこもり支援の推進【厚生労働省】
<施策の概要>
ひきこもり状態にある方やその家族等を支援することにより、本人が望む形での社会
参加を促進し、本人や家族等の福祉の増進を図ることを目的に、ひきこもり支援推進事
業を実施する。
【目標及び達成の期間】
令和7年度はより身近な市町村域における相談窓口の設置と支援内容の充実を図る。
これにより、ひきこもりの状態にある方の孤独・孤立の予防・解消に資することを目指
す。
<現状>
各都道府県及び指定都市に「ひきこもり地域支援センター」を設置している。さらに、
市区町村の実情に応じて、
「ひきこもり地域支援センター事業」、
「ひきこもり支援ステー
ション事業」、「ひきこもりサポート事業」を実施するための財政支援をしている。
また、都道府県・指定都市に設置してきた「ひきこもり地域支援センター」を市区町
村にも設置可能にするなど、より身近な市区町村における相談窓口の設置や支援内容の
充実を図るとともに、都道府県によるバックアップ体制を構築している。
【ひきこもり地域支援センター設置運営事業】
実施主体 都道府県・指定都市・市区町村
令和6年度実施 47 都道府県、20 指定都市、38 市区町村
【ひきこもり支援ステーション事業】
実施主体 市区町村(指定都市を除く)
令和6年度実施 110 市区町村
【ひきこもりサポート事業】
実施主体 市区町村(指定都市を除く)
令和6年度実施 155 市区町村
<課題>
ひきこもり状態にある方やその家族等がより身近な場所で相談できるよう、市区町村
における相談支援体制の構築や居場所づくりなど、息の長い支援を実施する必要がある。
<今後の取組方針>
より身近な場所で相談ができ必要な支援につながるよう、国においても市区町村にお
ける支援の充実や都道府県が市区町村の取組をバックアップする体制の構築を推進する。

129