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資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (46 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
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施策 No.11
(1)孤独・孤立に至っても支援を求める声を上げやすい社会とする
③声を上げやすい・声をかけやすい環境整備
● 声を上げやすい・声をかけやすい環境整備【内閣府】
<施策の概要>
「孤独・孤立に至っても支援を求める声を上げやすい、声をかけやすい社会」に向け
た取組として、毎年5月を「孤独・孤立対策強化月間」とし、集中的な広報・啓発活動
を実施する。

【目標及び達成の期間】
令和7年度も引き続き、5月の「孤独・孤立対策強化月間」特設サイトの設置、全都
道府県でのポスター掲示等による周知や、強化月間中における自治体やNPO等の取組
の実施・登録をより一層充実させることなどを通じ、孤独・孤立に至っても当事者や周
りの方が支援を求める声を上げやすくなるとともに、広く支援制度が知られている社会
の実現を目指す。

<現状>
孤独・孤立は、人生のあらゆる段階において何人にも生じ得るものである。しかし実
際には、孤独・孤立に至っていても「ためらい」や「恥じらい」の感情により、また、支
援の受け方がわからない、手続が面倒である等の理由により支援を受けることをためら
う方がいる。
「孤独・孤立対策強化月間」に関しては、令和7年度は、特設ウェブページ
の開設やオンライン空間での情報発信、啓発イベントのほか、つながりサポーター養成
講座の普及に向けた広報動画の発信など、取組を強化した。
<課題>
孤独・孤立や「共に生きる」ことについて国民一人一人の理解・意識や気運を社会全
体で醸成し、孤独・孤立の問題を抱える当事者が支援を求める声を上げやすい、あるい
は周りの方が気づきや対処をできる(声を聞ける・拾える、声をかけやすい)ような環
境を整えるとともに、支援の受け方を分かりやすくし、支援手続の煩雑さの解消や軽減
をする必要がある。
<今後の取組方針>
孤独・孤立対策官民連携プラットフォームの分科会における「声を上げやすい・声を
かけやすい社会」に向けた取組の在り方についての検討結果や「孤独・孤立対策強化月
間」の実施状況等を踏まえ、強化月間における集中的な広報による周知・啓発など、積
極的な広報や普及啓発等の取組を一層充実させていく。

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