よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (136 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

施策 No.91
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
①人間関係を豊かにするつながり・居場所づくり
(4)孤独 ・孤立対策に取り組むNPO等の活動をきめ細かく支援し、官・民・NPO等
の連携を強化する
①孤独・孤立対策に取り組むNPO等の活動へのきめ細かな支援
● 刑務所出所者等の就労・住居・相談先の確保【法務省】
<施策の概要>
頼る人や居場所がなく、孤独・孤立を感じやすい刑務所出所者等に対して、地域で再
犯することなく生活が送れるよう、就労及び職場定着に向けた就労支援を実施するとと
もに、住居がない場合は更生保護施設等において、宿泊場所や食事の提供、生活相談支
援等を行うほか、身近な相談場所や日常の居場所を地域の中に確保するため、地域にお
ける支援体制の整備や支援者支援を行う「更生保護地域寄り添い支援事業」
(更生保護連
携拠点事業から名称変更)を実施する。
【目標及び達成の期間】
出所受刑者の2年以内再入率を低下させることを目指し、令和7年度は、以下を目標
に取り組む。
(就労)
更生保護就労支援事業、刑務所出所者等就労奨励金を充実することにより就労及び職
場定着に向けた支援の強化を図る。
(住居・相談先)
更生保護施設の運営基盤の強化、老朽化した更生保護施設の改築などにより、更生保
護施設等の受入れ及び処遇機能の強化を図るとともに、
「訪問支援事業」を充実するなど
して地域社会における”息の長い”支援の実施体制の強化を図る。
また、地域支援体制を充実・強化させることで、刑務所出所者等の相談先等を増加さ
せる。
これにより、就労及び職場定着に困難を抱え、また、頼れる人や居場所がなく、孤独・
孤立を感じやすい刑務所出所者等の孤独・孤立の予防・解消を推進する。

<現状>
(就労)
刑務所出所者等の社会復帰のため、就労支援のノウハウ等を有する民間団体に委託
して、協力雇用主とのマッチングや就職後の支援を行う「更生保護就労支援事業」を
全国 28 庁で実施している。また、刑務所出所者等を雇用し、就労継続に必要な指導や
助言を行う協力雇用主に対し、奨励金を支給する「刑務所出所者等就労奨励金支給制
度」を実施している。
(住居・相談先)
民間法人が設置・運営する更生保護施設(全国 102 施設)において、刑務所出所者

133