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資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (62 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
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施策 No.25
(2)状況に合わせた切れ目のない相談支援につなげる
①相談支援体制の整備(電話・SNS相談の 24 時間対応の推進等)
②人材育成等の支援
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
①人間関係を豊かにするつながり・居場所づくり
● 不登校児童生徒への支援の推進【文部科学省、こども家庭庁】
<施策の概要>
不登校児童生徒数が過去最多となったことを踏まえ、教育支援センターの機能強化等
を通じた多様で適切な教育機会の確保に取り組むとともに、スクールカウンセラー・ス
クールソーシャルワーカーの重点配置等の教育相談体制の整備などを実施している。

【目標及び達成の期間】
様々な課題を抱え、孤独・孤立を感じやすい不登校児童生徒に対して支援を行うため、
関係機関の連携体制の整備や教育相談体制の充実を目指す。
これにより、小・中学校の不登校児童生徒のうち、学校内外の相談機関等で相談、指
導等を受けた児童生徒数を、次回調査時において、前回調査時(令和5年度:212,114 人)
より増加することを目指す。

<現状>
小・中学校における不登校児童生徒数は 11 年連続で増加し約 35 万人(令和5年度文
部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」)と過去最
多となっており、憂慮すべき状況である。不登校児童生徒の社会的自立に向けた指導・
支援を担う「教育支援センター」の機能強化等を通じ、不登校児童生徒への多様で適切
な教育機会の確保に取り組んでいる。また、スクールカウンセラーやスクールソーシャ
ルワーカーの重点配置など、教育相談体制の整備を推進しているほか、自治体の福祉部
局等とも連携した支援体制の構築を推進しているところである。
<課題>
不登校児童生徒の中には、地域の実状に即した情報提供等の支援が受けられていない
ことなどから、学校内外で相談、指導等を受けておらず、十分な支援が行き届いていな
い場合や、不登校であることによる学習の遅れなどが、社会的自立の妨げになっている
場合がある。
そのため、不登校児童生徒の状況に応じた支援を推進するとともに、スクールカウン
セラーやスクールソーシャルワーカーの重点配置など、教育相談体制の整備や、自治体
の福祉部局等とも連携した支援体制の構築を推進する必要がある。
<今後の取組方針>
不登校児童生徒の個々のニーズに応じた受け皿を整備するとともに、教育支援センタ
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