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資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (190 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
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施策 No.133
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
⑤関連施策の推進
● 摂食障害治療における支援体制の整備【厚生労働省】
<施策の概要>
摂食障害への早期発見・早期支援の実現及び適切な治療と支援により患者が地域で支
障なく安心して暮らすことができる体制の整備を推進する。

【目標及び達成の期間】
空白地帯のブロック(北海道・近畿・中国・四国・沖縄)で摂食障害支援拠点病院が
指定され、最終的に各都道府県において摂食障害支援拠点病院が存在し、均一な摂食障
害の治療支援が実施できるような体制の整備を目指す。
これにより、全国で、摂食障害患者の相談窓口を明確にし、相談しやすい環境をつく
り、早期に適切な支援につなげる体制を整備することで、摂食障害患者の孤独・孤立の
問題の予防・対応にも資することを目指す。

<現状>
摂食障害患者が、早期に適切な支援を受けられるよう、摂食障害治療における支援体
制の在り方を提示し、摂食障害支援拠点病院間のネットワーク強化により全国で均一な
摂食障害診療を行える体制を整備している。
<課題>
都道府県が指定する「摂食障害支援拠点病院」は、全国8か所(宮城・栃木・千葉・東
京・石川・福井・静岡・福岡)にとどまっており、空白地帯のブロック(北海道・近畿・
中国・四国・沖縄)が存在しているため、全国で均一な摂食障害の治療支援体制の整備
が必要である。
<今後の取組方針>
各都道府県における摂食障害支援拠点病院の整備と均一な治療を行うために、国立研
究開発法人国立精神・神経医療研究センター(全国支援センター)と密接に連携を図り、
摂食障害でお悩みの本人及びその家族、医療機関職員等へ情報共有する。
厚生労働省としては、国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターや都道府県
に対して、摂食障害治療における支援体制の整備を目的とした補助金を交付する。

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