資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (109 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html |
出典情報 | 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》 |
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(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
①人間関係を豊かにするつながり・居場所づくり
● 生活保護世帯を含む生活困窮世帯のこどもへの学習・生活支援【厚生労働省】
<施策の概要>
貧困によってこどもの将来が閉ざされることがないよう、こどもの将来の自立を後押
しするため、生活保護世帯を含む生活困窮世帯のこどもとその保護者を対象に、学習支
援や生活習慣・育成環境の改善に関する助言、進学や就労といった進路選択に関する情
報提供・助言、関係機関との連絡調整など、きめ細かで包括的な支援を実施している。
【目標及び達成の期間】
令和7年度は、引き続き、こどもへの学習・生活支援を通じて世帯全体への支援に適
切につなげるための取組の推進や高校生以上に対する支援、関係機関との連携の促進等
を図ることを通じ、生活保護受給世帯のこどもを含む生活困窮世帯のこどもの孤独・孤
立の予防・解消等に資することを目指す。
<現状>
生活保護受給世帯のこどもを含む生活困窮世帯のこどもを対象とする学習支援や生活
支援等を通じて、こどもの将来の自立に向けた包括的支援を行うとともに、関係機関と
連携することで世帯全体への支援を行っている。
事業の利用者は中学生が過半数を占め、高校生以上は1割程度である。また、事業を
実施している自治体のうち、生活支援に取り組んでいる自治体は、約7割となっている。
<課題>
世帯全体への支援につなげるための取組の推進や高校生以上に対する支援、関係機関
との連携の一層の促進等が必要である。
<今後の取組方針>
世帯全体への支援につなげるため、生活支援については学習支援と一体的に取り組む
よう運用を見直すほか、高校生への切れ目のない支援や、関係機関との連携をさらに推
進するためのガイドラインを作成し、支援の質の向上を図る。
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