よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (117 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

施策 No.72
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
①人間関係を豊かにするつながり・居場所づくり
● 認知症カフェの普及・促進【厚生労働省】
<施策の概要>
認知症の人やその家族が地域の人や専門家と相互に情報を共有し、お互いを理解し合
う場である認知症カフェを活用した取組を推進し、地域の実情に応じた方法により普及
を目指す。

【目標及び達成の期間】
認知症カフェの全市町村への普及を目指す。
これにより、認知症の人やその家族が地域の人や専門家と相互に情報を共有し、お互
いを理解し合うことで、認知症の人及びその家族等の孤独・孤立対策に資することを目
指す。

<現状>
認知症の人やその家族が地域の人や専門家と相互に情報を共有し、お互いを理解し合
う場である認知症カフェを活用した取組が行われており、令和5年度時点で 47 都道府
県 1,593 市町村にて、8,558 カフェが設置されている(設置率:91.5%)。
<課題>
新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から新規設置が困難となり、設置率も
伸び悩んだ時期があったが、現在、設置率は微増傾向にある。更なる認知症カフェの普
及に向けて、課題や先進事例の共有を行う連絡会議の開催、先進的な取組事例を紹介す
るセミナーの開催等について、全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議等の場を通
じて、働き掛けを行っていく必要がある。
<今後の取組方針>
認知症の人やその家族が地域の人や専門家と相互に情報を共有し、お互いを理解し合
う場である認知症カフェを活用した取組を推進し、地域の実情に応じた方法により普及
するため、引き続き地域支援事業により補助を行う。また、課題や先進事例の共有を行
う連絡会議の開催、先進的な取組事例を紹介するセミナーの開催等について全国介護保
険・高齢者保健福祉担当課長会議等で周知し、引き続き認知症カフェの取組が実施され
るよう努めていく。

114