資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (42 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html |
出典情報 | 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》 |
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(1)孤独・孤立に至っても支援を求める声を上げやすい社会とする
②支援情報が網羅されたポータルサイトの構築、タイムリーな情報発信
③声を上げやすい・声をかけやすい環境整備
● 支援情報検索サイトの運用、自殺対策に係る広報の制作・実施業務【厚生労働省】
<施策の概要>
「自殺予防週間」及び「自殺対策強化月間」では、国、地方公共団体、関係団体、民間
団体等が連携して、集中的に啓発活動等を実施している。また、厚生労働省では、
「支援
情報検索サイト」及び「まもろうよこころ」により、相談窓口等の情報提供を行ってい
る。
【目標及び達成の期間】
自殺予防週間や自殺対策強化月間について、国民の3人に2人以上が聞いたことがあ
るようにする。
相談窓口情報等のタイムリーな発信として、支援情報検索サイトのアクセス数を令和
8年度までに年間 30 万回以上とすることを目標に運用・周知を実施する。
相談窓口や広報の取組について紹介している厚生労働省特設サイト「まもろうよここ
ろ」のアクセス数を年間 300 万回以上とすることを目標に、国民の理解促進や自殺につ
いての誤った認識や偏見を払拭するための広報を目指す。
これらの取組により、孤独・孤立の問題を抱えた人も含めて自殺の防止につなげる。
<現状>
自殺に追い込まれるという危機は「誰にでも起こり得る危機」であるという国民の理
解を促進し、自殺に対する誤った認識や偏見を払拭すること、相談窓口情報等の分かり
やすい発信を目指し、ポスターや動画配信等による普及啓発、インターネット広告など
を活用した自殺防止に資する相談窓口の周知を行うほか、悩み別、方法別、地域別に相
談窓口を検索できる「支援情報検索サイト」を運用している。
<課題>
自殺に追い込まれるという危機は「誰にでも起こり得る危機」であるが、危機に陥っ
た人の心情や背景が理解されにくい現状があり、そうした心情や背景への理解を深める
事も含めて、危機に陥った場合には誰かに援助を求めることが適当であるということが、
社会全体の共通認識となるようにすることが求められている。
<今後の取組方針>
自殺予防週間や自殺対策強化月間に合わせ集中的な広報を行い国民の理解の促進を図
る。
地域におけるゲートキーパー養成の取組を促進し、必要な基礎的知識の普及を図る。
インターネット広告などを活用した自殺防止の相談窓口の周知を行うほか、悩み別、方
法別、地域別に相談窓口を検索できる「支援情報検索サイト」の継続的な更新を行い、
自殺を考えている方や悩みを抱えた方に必要な情報をタイムリーに提供し悩みを抱え
ている人を支援する。
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