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資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (85 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
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施策 No.42
(2)状況に合わせた切れ目のない相談支援につなげる
①相談支援体制の整備(電話・SNS相談の 24 時間対応の推進等)
● インターネット上の誹謗中傷等に関する相談体制の充実【総務省】
<施策の概要>
インターネット上に流通した情報による被害に関係する一般利用者などからの相談を
受け付け、具体的な削除要請の方法等についてアドバイス等を行う「違法・有害情報相
談センター」を平成 21 年度から設置・運営している。
【目標及び達成の期間】
令和7年度も引き続き、相談センターホームページ上にチャットボットを設置するこ
とで、相談者の心理的、時間的なハードルを取り除き、相談者の利便性向上を図ること
で、相談者がより相談しやすい環境の整備を推進する。

<現状>
SNS等インターネット上での誹謗中傷等の深刻化に伴い、総務省が運営を委託して
いる違法・有害情報相談センターで受け付けている相談件数は増加傾向にあり、令和6
年度の相談件数は、6,403 件であった。また、令和3年度より、違法・有害情報相談セン
ターにおける相談員の増員等による体制強化や他の相談機関との連携対応の充実を図っ
ている。さらに、令和6年度より相談センターホームページ上でチャットボットを設置
することで、相談者の相談に係る心理的・時間的ハードルを取り除き、相談者の利便性
向上を図ることで、より相談しやすい環境の整備を推進することに寄与した。加えて、
大規模プラットフォーム事業者に対し、削除対応の迅速化や運用状況の透明化を義務付
ける情報流通プラットフォーム対処法が令和6年5月に成立し、令和7年4月1日に施
行された。
<課題>
令和6年度も年間 6,000 件を超える相談を受け付けており、相談件数は引き続き高止
まり傾向にある。
<今後の取組方針>
引き続き、チャットボットをはじめとする違法・有害情報相談センターの運営を通じ
てインターネット上の誹謗中傷等に関する相談体制の充実を図る。

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