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資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (140 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
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施策 No.93
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
②アウトリーチ型支援体制の構築
● こどもに関する情報・データ連携による支援の推進【こども家庭庁】
<施策の概要>
地方自治体における、福祉・保健・教育などの情報・データを分野横断的に連携し、
潜在的に支援が必要なこどもや家庭を把握し、プッシュ型・アウトリーチ型支援につな
げる取組(こどもデータ連携の取組)の実証事業を実施している。
【目標及び達成の期間】
令和7年度は、潜在的に支援が必要なこどもや家庭を把握し、プッシュ型・アウトリ
ーチ型の支援につなげるためのデータ連携の取組を実証的に支援し、先行自治体の調査
やヒアリング等をもとに取組の事例集の作成も行うことで、全国展開に向けた取組を推
進する。
これにより、支援が必要なこどもを取りこぼさないための仕組みづくりを推進し、こ
どもや家庭が抱える孤独・孤立の予防・解消に資することを目指す。

<現状>
こどもに関する福祉・保健・教育などの情報・データについては、自治体内でもそれ
ぞれの部局で管理されているとともに、児童相談所・福祉事業所・医療機関・学校等の
多様な関係機関があり、個別で対応している。
<課題>
貧困や虐待、不登校等の困難な状況にあるこどもやその家庭には、SOSを発するこ
と自体が困難であることや、相談支援の情報を知らない等の理由により、支援の申し出
ができないこと、さらには児童相談所・福祉事業所・医療機関・学校等の関係機関が連
携できておらず、その役割に応じて保有する情報を個別に活用していることから、必ず
しもこどもや家族に必要な支援を届けられていない。
<今後の取組方針>
地方自治体において、事例集などを基に各部局で管理している福祉・保健・教育など
の情報・データを、個人情報の適正な取扱いに配慮しながら分野横断的に連携し、精査
を行うことで、潜在的に支援が必要なこどもや家庭を把握し、プッシュ型・アウトリー
チ型支援につなげる取組を推進する。

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