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資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (175 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
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施策 No.122
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
④地域における包括的支援体制等の推進
● 少年鑑別所(法務少年支援センター)による地域相談活動【法務省】
<施策の概要>
少年鑑別所では、
「法務少年支援センター」という名称を用いて、地域社会における非
行及び犯罪に関する各般の問題について、少年、保護者等からの相談のほか、関係機関
からの依頼に基づき情報提供、助言、心理検査等のアセスメント、その他の心理的援助
等の各種の専門的支援を行うなど、地域社会のニーズに広く対応している。

【目標及び達成の期間】
令和7年度は、地域の関係機関等との連携体制の強化に加えて、受付窓口の利用しや
すさの向上や、法務少年支援センターが提供できるノウハウの周知広報のための取組の
一層の積極化を図る。
これにより、必要な支援が複数の領域にまたがる孤独・孤立の問題に、教育関係機関
や保健・福祉機関等との連携の下で適時の支援が可能となる環境の整備を推進する。

<現状>
少年鑑別所は、「法務少年支援センター」として、全国 52 か所において、関係機関・
団体と連携を図りながら、地域における再犯・再非行の防止や、非行の未然防止、健全
育成を目的に、個人や関係機関等からの依頼に応じて、カウンセリング・心理相談、発
達・性格等の調査等の専門的支援を行っている。令和5年は、15,210 件の相談等に対応
した。
<課題>
問題を抱える本人やその家族等に対する相談活動・心理的援助などのうち、孤独・孤
立に関する問題は、必要な支援が複数の領域にまたがることや、当事者からの援助希求
が低いことがあるため、適時の支援が難しい場合がある。
<今後の取組方針>
令和5年度に全庁に拡大整備したオンラインによる相談環境を活用し、悩みや問題を
抱える本人やその家族等、その支援を行う機関・団体等が、適時に支援を利用できるよ
うにするとともに、令和6年度に新設したホームページも活用しつつ、より利用しやす
い環境の整備と、制度の周知広報のための取組を積極化する。

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