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資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (153 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》
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施策 No.105
(3)見守り・交流の場や居場所を確保し、人と人との「つながり」を実感できる地域づ
くりを行う
③人と人とのつながりを生むための施策の相乗効果を高める分野横断的な連携の促進
● 博物館を活用した社会包摂に関する取組への支援【文部科学省】
<施策の概要>
博物館が、社会的・地域的課題に向き合い、その解決に必要な人材確保やアウトリー
チ活動を行うなどの先進的な取組を支援している。

【目標及び達成の期間】
令和7年度は、地域の文化拠点として博物館が多様な人々に開かれた場となる取組を
支援する。これにより、地域から孤立しがちな若者や高齢者等に対しても、
「居場所」を
提供することを通じて、多様性の涵養と包摂的な地域づくりを目指す。地域の誰もが文
化芸術にふれる機会を提供することで豊かな生活と心を育み、地方創生につながる地域
課題の解決と活性化を実現していく。
また、中長期的には、地域や他機関と連携しながら社会的・地域的課題に取り組む博
物館が増加することを目標とする。(民間の主体と連携する博物館の割合:企業等
29.9%、企業団体等 31.6%(令和元年度))
<現状>
令和4年4月に博物館法(昭和 26 年法律第 285 号)が改正され、博物館の新たな役割
として、孤独・孤立を感じる若者等の社会包摂や人口減少等、社会的・地域的な課題に、
地域の関係機関と連携しながら向き合い、対応することが求められている。
<課題>
博物館の経営基盤や人的基盤には課題もあることから、博物館の機能強化と意欲的な
取組への支援が必要である。
<今後の取組方針>
博物館の社会的・地域的課題への対応に向けた事業実施基盤の強化や、博物館職員へ
の研修等を実施する等、課題解決に必要な人材の確保、博物館の組織連携・ネットワー
ク形成等を推進する。

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