資料2:「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」改定案 (56 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai3_shiryou.html |
出典情報 | 孤独・孤立対策推進本部(第3回 5/27)《内閣府》 |
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(1)孤独・孤立に至っても支援を求める声を上げやすい社会とする
③声を上げやすい・声をかけやすい環境整備
● 個別労働紛争対策の推進【厚生労働省】
<施策の概要>
全国に設置している「総合労働相談コーナー」において、性的指向・性自認に関連する労働
問題を含むあらゆる労働問題について相談対応を実施している。
【目標及び達成の期間】
令和7年度は、引き続き、
「総合労働相談コーナー」において性的指向・性自認に関連
する労働問題を含むあらゆる労働問題について相談できる旨を、厚生労働省ホームペー
ジやパンフレットに記載して周知を図り、認知を広めることを目指す。
長期的には、引き続き、性的指向・性自認に関連する労働問題を含むあらゆる労働問
題に関して寄せられる相談に適切に対応することを通じて、労働問題を契機とした孤
独・孤立の予防・解消を図ることを目指す。
<現状>
労働問題に直面した労働者は、相談を通じて解決に向けた適切な情報等に接すること
ができなければ、孤独・孤立状態に陥る可能性がある。特に、性的マイノリティの労働
者は、職場における理解不足等を背景として、性的指向・性自認に関連する労働問題に
直面し、より一層孤独・孤立状態に陥りやすい状況が懸念される。こうした労働問題を
抱える労働者等からの相談に的確に対応するため、全国の労働局及び労働基準監督署等
に「総合労働相談コーナー」を設置(379 か所)し、あらゆる労働問題にワンストップで
対応している。また、性的指向・性自認に関連する労働問題についても相談できる旨を
厚生労働省ホームページやパンフレットに記載し、性的マイノリティの方からの相談に
も適切に対応できる体制を整備している。
なお、「総合労働相談コーナー」における面談による相談では、通訳を介した 13 か国
語による相談にも対応しており、令和7年度からは、ナビダイヤルで電話通訳による相
談も受け付ける。
<課題>
性的指向・性自認に関連する労働問題を含むあらゆる労働問題に関して、相談対応を
必要とする労働者等が必要な時に利用することができるよう、引き続き「総合労働相談
コーナー」の周知に努め、その積極的な利用を促進するとともに、相談が寄せられた際
には、労働問題の迅速かつ適正な解決に資するよう、適切に対応する必要がある。
<今後の取組方針>
性的指向・性自認に関連する労働問題を含むあらゆる労働問題に関して、相談対応を
必要とする労働者等が必要な時に利用することができるよう、引き続き「総合労働相談
コーナー」の周知を図り、利用しやすい環境の整備に努めるとともに、寄せられる相談
に適切に対応することによって、労働問題を契機とした孤独・孤立の解消に努める。
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