資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (91 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
年度計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
業務実績
主務大臣による評価
自己評価
○特別編『バイオ後続品の処方実態』
令和6年度の診療機能分析レポート特別編では、2021年から2023年にNH
O病院を受診した患者のバイオ後続品の処方状況を分析した。
厚生労働省が策定した『第4期医療費適正化基本方針(2024~2029年
度)』ではバイオ後続品の使用推進が求められており、令和6年度診療報酬改定にて
バイオ後続品使用体制加算が新設され、数値基準が設定された。目標達成に向けた現
状把握を目的として、
・上記加算内で数値目標が設定されているリツキシマブ等、バイオ医薬品処方患者
のバイオ後続品処方率
・施設ごとの対象薬剤別でのバイオ後続品処方率の年次推移、
・施設ごとの診療科別でのバイオ後続品処方率を可視化した。これにより各NHO
病院が自施設のバイオ後続品の処方実態を把握し、目標達成に向けた取組に活か
せるデータ提供を目指した。
<評価の視点>
・ 臨床評価指
標等の作成・
公表及び臨床
疫学研究を引
き続き実施し
ているか。
2.「臨床評価指標」を用いた PDCA サイクルによる医療の質の向上の推進(再掲)
NHOにおいて、各病院が自らの医療の質の実態を知り、問題解決を行い、医療の質の
向上を図っていくためのツールとして活用されることを目的として「臨床評価指標」を開
発している。
第5期中期計画では、この「医療の質の改善事業」を引き続き実施していくとともに、
令和2年度より、各病院が特に重点的に取り組むべき「重点指標」を選定して、臨床評価
指標を用いたPDCAサイクルによる継続的な医療の質の改善を促進している。令和6年
度も、臨床評価指標のモニタリング、課題となる指標の提出、課題の分析、問題解決のた
めの取組を外部講師などが解説し、病院における課題を共有し医療の質の向上をはかる目
的で「クオリティマネジメントセミナー」を開催した。
【特に重点的に取り組むべき指標(例)】
・急性脳梗塞患者に対する早期リハビリテーション開始率
・外来糖尿病患者に対する管理栄養士による栄養指導の実施率
・市中肺炎(重症除く)患者に対する広域スペクトル抗菌薬の未処方率
・重症心身障害児(者)に対するリハビリテーションの実施率
・パーキンソン病患者に対するリハビリテーションの実施率
・統合失調症患者に対する抗精神病薬の単剤治療の実施率
・手術ありの患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
・広域スペクトル抗菌薬投与患者に対する細菌培養実施率
・安全管理が必要な医薬品に対する服薬指導の実施率
・バンコマイシン投与患者の血中濃度測定率
・がん患者の周術期医科歯科連携実施率
・入院患者における総合満足度
・外来患者における総合満足度
90
評定
年度計画の目
標を達成した。