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資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

<評価の視点>
・ 医療安全の
観点から、使
用医薬品の標
準化・適正使
用を引き続き
推進している
か。

8.NHO使用医薬品の標準化
平成17年度から医療安全、医薬品管理の効率化に資するため、NHO本部に標準的医
薬品検討委員会を設置し、使用医薬品の標準化の取組を進めている。
令和6年度においては、令和5年度に見直した標準的医薬品リストを運用するととも
に、医薬品検討委員会における7つの分野の小委員会で38医薬品について検討を行い、
その結果に基づいてリストに37医薬品を追補し、2,659医薬品を標準的医薬品とし
た。
また、標準的医薬品リストに掲載された品目は原則共同購入で調達しており、医薬品費
の低減に努めている。
9.フォーミュラリーの導入
フォーミュラリーは、「医療機関等において医学的妥当性や経済性を踏まえて作成され
た医薬品の使用指針(中医協資料より)」とされ、標準的医薬品検討委員会にてNHOフ
ォーミュラリー作成を検討し、令和4年度より導入を開始している。
令和6年度においては、新たに1薬効群(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)のN
HOフォーミュラリーを作成し、計11薬効群となった。
10.持参薬鑑別報告マニュアルの周知
慢性疾患等の治療のため継続服薬する患者が増え、入院時の持参薬確認の必要性が高
くなっており、本部においては各病院での持参薬確認業務の質の担保、標準化及び安全
管理が徹底できるよう、持参薬鑑別報告マニュアルを平成27年度に作成した。令和6
年度においては、各病院で本マニュアルによる運用を引き続き行った。
11.規制医薬品等安全管理のための自己点検チェックリスト(例)の作成
麻薬等の規制医薬品については、麻薬及び向精神薬取締法等により、適切な管理が求
められており、本部において各病院の実情に応じて規制医薬品等の安全管理が徹底でき
るよう、規制医薬品等安全管理のための自己点検チェックリスト(例)を平成28年度
に作成した。
令和6年度も引き続き各病院で運用を行っている。
12.医薬品回収事案対応に関するチェックリスト(例)の作成
医薬品回収事案については、医薬品医療機器等法に基づき製薬企業から適宜情報提供
等を受け、適切に対処しており、令和6年度においても引き続き、関係者が遺漏無く医
薬品回収の処理を行い、かつ関係者間で適切に情報共有を図ることをより容易にするた
め、本部にて「医薬品回収事案対応に関するチェックリスト(例)
」を作成し、各病院に
通知するとともに、リストに基づく運用を各病院で行っている。

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主務大臣による評価
自己評価
年 度 計 画 の 目 評定
標を達成した。