よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (167 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

(3)収入の
確保
地域におけ
る地域医療構
想及び地域包
括ケアシステ
ムの実現に対
応しつつ、経
営の安定化を
図るため、適
切かつ効果的
な施設基準の
取得等を図
る。
また、医業未
収金の低減に
引き続き努め
る。

(3)収入の
確保
地域の医療
機関の機能分
化と連携を強
化するため、
近隣医療機関
等への定期的
な訪問や、入
退院支援看護
師の配置によ
る入退院支援
を強化するな
どの取組を着
実に実施し、
紹介率及び逆
紹介率の向上
を図る。
また、適切
かつ効果的な
施設基準の取
得等を図るた
め、全病院に
おける施設
基準の取得状
況を把握し、
情報共有を行
うことなどに
より安定的な
収入の確保
を図る。
さらに、医業
未収金の低減
に引き続き努
める。
さらに、医
業未収金の低
減に引き続き

<評価の視点>
・ 近隣医療機
関等への定期
的な訪問や、
入退院支援看
護師の配置に
よる入退院支
援を強化する
などの取組を
着実に実施
し、紹介率及
び逆紹介率の
向上を図って
いるか。

(3)収入の確保

<評価の視点>
・ 適切かつ効
果的な施設基
準の取得等を
図るため、全
病院における
施設基準の取
得状況を把握
し、情報共有
を行うことな
どにより安定
的な収入の確
保を図ってい
るか。

2.施設基準の取得状況について
NHOでは、将来にわたり、地域から求められる医療を安定的かつ継続的に提供してい
けるよう、各病院それぞれが収益に見合った費用の実現のためのあらゆる経営改善に取り
組むこととしており、施設基準の届出漏れや診療報酬の算定漏れは、スタッフの労働が適
正に評価されていないことと捉えるよう周知するとともに、次の取組を行った。
○ 施設基準の取得について、各病院が他病院との届出状況の比較検証及び施設基準の
取得可能性について、再点検の実施を行えるよう届出を行っている病院の具体的な取
組・運用例を取りまとめた経営改善マニュアルを本部から各病院に対し、配布を行っ
た。
○ 診療報酬等における過去の地方厚生(支)局の適時調査等における指摘事項につい
て、本部で一覧化し、その注意点などを付記した上で各病院に対し、周知を行った。
また、各病院においては自院において、指摘事項に該当しないかの点検を実施するこ
とにより返還等の事前防止に努めた。
○ 各病院が内部環境分析に活用するため、診療報酬上の加算(救急の患者に対して算
定可能な一部の加算等)の算定率の一覧を作成するなど、経営分析ツールの充実を図
り、本部から各病院に対し周知を行った。
〇 令和6年度診療報酬改定における経過措置の届出漏れが生じないよう、本部におい

主務大臣による評価
自己評価
年 度 計 画 の 目 評定
標を達成した。

1.紹介率及び逆紹介率の向上に向けた取組について(一部再掲)
各病院で新型コロナ患者の受入れの有無に関わらず、新型コロナとの共存を図った上で
全ての患者が引き続き安心して受療できる診療体制の構築に取り組んだ。また、コロナ禍
にあって、地域の介護施設に出向いた感染対策の研修やICTを活用したオンラインによ
る開業医との連携や地域の医療機関や患者に対する研修会等も実施した。
また、病院長会議において、外来の機能分化に係る国の方針の紹介や入院患者の確保策や
開業医、介護施設等との連携に係る取組の推進、患者確保及び地域における自院の立ち位置
の分析のためのデータを提供するとともに、新型コロナ後も見据え、これまでの入院患者の
入院経路毎の増減の状況や増減要因の把握・分析をした上で患者数確保の取組、新型コロナ
収束後できるだけ早期に患者数を戻すための準備、収束後における病院経営の在り方の検討
の実施を依頼し、各病院においては検討を踏まえた開業医訪問や受入れ体制の構築等の患者
確保の取組を行うことにより、紹介率及び逆紹介率の向上に向けて取り組んだ。
そして、各病院においては、急性期医療だけでなくセーフティネット系医療といった地域
で求められる医療機能を担っている中で、令和6年度においては、紹介率は82.8%、逆
紹介率は79.8%となり、達成度もそれぞれ101.5%、104.2%と計画値を上回
った。

て各病院が届出を行う必要がある施設基準をまとめたチェックリストを作成し、各病
院に対して周知を行った。
166

年度計画の目
標を達成した。