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資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (102 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

(3)迅速で
質の高い治験
の推進
病院ネット
ワークを活用
した共同治験
や国際共同治
験・医師主導
治験を積極的
に推進すると
ともに、症例
集積性の向上
やコスト適正
化に取り組
み、迅速で質
の高い治験を
実施する。

(3)迅速で <評価の視点>
質の高い治験 ・ 迅速で質の
の推進
高い治験を実
迅速で質の
施するため、
高い治験を実
本部におい
施するため、
て、治験実施
本部におい
病院の実態を
て、治験実施
詳細に把握
病院の実態を
し、必要な病
詳細に把握
院に対しては
し、必要な病
指導・支援を
院に対しては
実施するとと
指導・支援を
もに、国際共
実施するとと
同治験や医師
もに、国際共
主導治験を推
同治験や医師
進している
主導治験を推
か。
進する。
NHOCR ・ NHOCR
B(中央治験
B(中央治験
審査委員会)
審査委員会)
における審査
に係る契約事
を円滑に実施
務等の業務を
し、NHOC
本部の治験推
RBに係る契
進室(NHO
約事務等の業
CRB事務
務を本部の治
局)へ集約化
験推進室(N
しているか。
HOCRB事
務局)へ集約
化する。
治験実施計
画に応じた治
験のコスト最
適化に向け
て、ICFテ
ンプレートの
改定等といっ

(3)迅速で質の高い治験の推進

主務大臣による評価
自己評価
年 度 計 画 の 目 評定
標を達成した。

1.NHOにおける治験実施体制の確立
NHOでは、治験依頼者と医療機関の窓口業務を本部に一本化することで、効率化・迅
速化した治験等を行っている。
NCDA等の診療情報データベースを参加意向調査などに活用するとともに、本部で治
験の実施状況を継続的にモニタリングし、施設に対して進捗に関する指導や助言を行った
結果、新規課題数は245課題となった。また、令和6年度の企業から依頼された治験実
施症例数は4,670例となり、令和5年度の実績を超える成果を収めた。
(1)本部
治験審査の効率化、迅速化を図ることを目的として平成20年度より中央治験審査
委員会(NHOCRB)を本部に設置しており、毎月1回定期的に開催した。令和6年
度には、新規課題26課題、安全性審査などを含む継続審査延べ872件についての
審議を実施した。
NHOCRBの設置により、多施設共同治験を実施するに当たっての一括審査が可
能になり、同一治験の、倫理審査、費用、契約等の病院間のバラつきが排除され、参
加病院全体で迅速かつ効率的な治験を実施することが可能となった。また、令和6年
度にはICF共通テンプレートの活用を進める等、各病院と治験依頼者の事務手続き
の負担軽減や、治験期間の短縮が可能な体制を整えた。
国の新型インフルエンザ対策における国家備蓄プレパンデミックワクチンの医師主
導治験では、NHO以外の病院も含めた審査をNHOCRBで実施し、迅速な治験の
実施に貢献した。
(2)病院
各病院の企業への請求費用の実績に応じて、常勤の治験・臨床研究コーディネータ
ー(CRC)の定員化・再配置を行い、組織的な治験受入体制を整備している。
・常勤CRC配置病院数
令和5年度 70病院 → 令和6年度 71病院
・常勤CRC数
令和5年度 241名 → 令和6年度 251名
(3)病院に対する本部の実施支援
治験等受託研究の進捗状況の確認、請求管理等の機能を有する「治験管理システ
ム」を全病院に導入している。本部では、病院の治験進捗状況を把握し、情報を集約
することが可能となり、進捗が進んでいない治験課題について、病院に対して指導・
支援を行っている。また、病院では、治験管理システムに症例毎の進捗を入力するこ
とで、請求処理が可能となり、治験会計の効率化を図っている。
101

年度計画の目
標を達成した。