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資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (59 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

しての機能
を充実・強
化するこ
と。
セーフテ
ィネット分
野の医療に
ついて、引
き続き我が
国における
中心的な役
割を果たす
こと。ま
た、特に、
利用者の権
利を守り、
在宅医療支
援を含めた
医療・福祉
サービスの
充実を図る
こと。
エイズへの
取組につい
て、ブロッ
ク拠点病院
においてH
IV裁判の
和解に基づ
き国の責務
となった被
害者の原状
回復に向け
た医療の取
組を着実に
実施すると

主務大臣による評価

自己評価
○ 重症心身障害、神経・筋疾患、筋ジストロフィー、結核、医療観察法に基づく
精神科医療など他の設置主体では人材を含む体制の整備が困難又は不採算である
ことから実施が困難な分野(セーフティネット分野)の医療の確実な提供に取り
組んでいる。全国に占める病床数のウェイトは重症心身障害は36.9%、筋ジ
ストロフィーは93.7%、医療観察法病床は48.5%、結核は30.8%と
なっている。
また、地域包括ケアシステムの構築において、地域の医療事情に応じながら在
宅医療支援の充実を図るため、令和6年度においては22病院で訪問診療を行
い、66病院が訪問看護等を実施した。また、訪問看護ステーションは17病院
であり、訪問看護ステーションをはじめとする訪問看護の延べ利用者数は、6
7,546人、達成度は93.8%となった。精神科や神経難病等を中心に訪問
看護を積極的に実施しているが、訪問看護ステーションの閉鎖等の影響により年
度計画の目標値を上回る結果とならなかった。
○ 医療のIT化への対応に向けてより積極的に貢献するため、診療系ネットワー
クを外部ネットワークと安全に接続する基盤として「診療系新システムのプラッ
トフォーム 」を構築し、目標を上回る12病院が接続を完了した。
○ 各病院の投資の参考となるようNHO病院の電子カルテ等IT投資に係る価格
情報等を収集するとともに、各病院の規模や診療機能を勘案したうえで適切なI
T投資となるよう、投資委員会において審議の上投資を決定した。
また、電子カルテ等の病院情報システムの調達方法について検討を進め、業務
効率化や費用削減に繋がる調達モデルの取組を引き続き推進した結果、令和6年
度末時点で目標を上回る126病院において電子カルテが導入されている。
○ マイナ保険証利用向上のため、先駆的に取り組んでいる病院の好事例(利用者
のための専用レーンを受付窓口に開設及び案内看板の設置、担当者による声掛
け・案内の実施、リーフレットの設置など)を共有するなど、各病院の取組の結
果、利用率は上昇した(NHOの利用率は22.8%(病院全体の利用率18.
0%)
)ものの、目標は達成できなかった。マイナンバーカードに対する国民の不
安が払しょくされず、全国的な利用が進まない中で、1法人の取組による努力で
は限界があった。

ともに、エ
イズ患者及
58

評定