資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (73 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
年度計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
業務実績
主務大臣による評価
自己評価
臨床医等研修を引き続き実施したほか、引き続きギャンブル依存症研修やインターネ
ット依存症研修、ゲーム依存の相談対応に関する研修等を実施した。
評定
(3)認知症疾患への対応
認知症疾患医療センターとして、令和6年度は16病院が都道府県及び政令指定都
市より指定されており、引き続き、医療・介護機関等と連携を図りながら、認知症疾
患に関する鑑別診断、周辺症状と身体合併症に対する急性期治療、専門医療相談等を
実施するとともに、関係者への研修等を行うことにより、地域における認知症疾患の
医療水準の向上に貢献した。
さらに、認知症患者への理解を深め、患者・家族を支援するために必要な看護実践
力の向上を図るとともに、地域を含めた患者・家族の介入に携わる多職種のチームと
協働・連携し中心的役割を果たせる能力を養うことを目的とした「認知症ケア研修」
を、令和6年度は、本部・各グループで開催し、計510名が参加した。
<評価の視点>
・ 心神喪失等
の状態で重大
な他害行為を
行った者に対
する医療水準
の向上に貢献
しているか。
(4)医療観察法病床の主導的運営
令和6年4月時点の全国の指定入院医療機関は35病院(856床)であり、うち
NHOの病院が14病院(415床)となっている。
また、長期入院の是正を図るための医療観察法医療の専門家による指定入院医療機
関の医療体制等についての評価(ピアレビュー)を行う、厚生労働省の「心神喪失者
等医療観察法指定入院医療機関医療評価・向上事業」に令和6年度も引き続き各病院
が参加し、精神医療の向上に取り組んだ。
さらに、平成28年度からNHO病院が厚生労働省から司法精神医療等人材養成研
修委託事業の委託を受け、医療観察法にかかわる全国の各職種対象とした指定医療機
関従事者研修等を主体となり実施しているなどNHOが中心的な役割を果たした。
【NHOにおける指定医療機関数及び病床数(注)括弧内は全国の数値】
病院数
病床数
令和6年4月 14病院(35病院) 415床(856床)
【NHOにおける医療観察法病棟入院患者数(1日当たり)】
令和5年度 377.2人 → 令和6年度 379.3人
【医療観察法MDT研修】(再掲)
医療観察法病棟としてあるべき「治療とは」、そして最終目標である「社会復帰と
は」という重要なテーマに対し、多職種によるディスカッションを通じて、精神科医
療の底上げを図ることを目的とした研修を、令和6年度については、テレビ会議シス
テムを活用して実施し、33病院から136名が参加した。
(MDT:Multidisciplinary team)
72
年度計画の目
標を達成した。