資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (143 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
年度計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
業務実績
1
<評価の視点>
・ 国の政策や
医療に係る経
営環境の変化
等に迅速かつ
的確に対応し
ているか。
主務大臣による評価
自己評価
効率的な業務運営体制
評定
1.本部の経営分析部門と病院の事務部門との連携強化
(1)経営分析手法の共有の推進
NHOにおいては、各病院それぞれが、2040年を見据えた経営戦略の策定・見
直しや収支均衡に取り組んでいるところであり、その取組をサポートするために活用
できる経営分析ツール、経営改善事例集、厚生労働省から発出されている平成18年
度以降の診療報酬に関する疑義解釈等のデータベース等について、本部において作
成・更新をし、各病院に対し、随時共有を図っている。
本部では、経営分析ツールとして、外部環境分析に活用するための近隣医療機関と
の勢力比較図(バブル図)、内部環境分析に活用するための各種経営指標(1月10
0床当たり医療収益など約50項目)のグループ病院(診療機能・規模が類似する病
院)平均との比較一覧や入院期間別単価・在院日数シミュレーション、大型医療機器
稼働実績などを更新し、各病院に対し、共有している。
また、当該ツールについては、適宜追加及び見直しを実施しており、令和6年度は
費用の増加に対応するため、材料費や委託費、保守費用等を病院間で比較できる資料
を追加する等、ツールの見直しを行った。
令和6年度より急性期病院向けにKPIを導入し、KPIに基づく分析や取組を実
施し、病床利用率や医師1人当たり収益が向上する効果が得られた。
(2)病院経営研修の実施
毎年、地域医療構想の趣旨や今後の医療提供体制の展望、病院経営に係る基礎知識
などの理解、経営分析ツールを活用した経営分析手法や経営戦略能力の向上を目的と
して、全職員を対象に病院経営研修を実施している。
令和6年度においては、より多くの職員が研修に参加できるよう、昨年度に引き続
きeラーニングシステムを活用して研修を実施した。
(受講者数:330名)
また、受講者がこの研修で得た知識を各病院においてより実践的に活用できるよう
研修内容の見直しを行い、理解を深めてもらうための練習問題をeラーニングシステ
ム上で作成し、研修内容の充実を図った。
142
年度計画の目
標を達成した。